2008/2月
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底冷えが厳しく、椅子に座りパソコンに向かっていると、足が冷えてツラくなるので、パソコンから遠ざかっておりました。
ゆえに、更新を長いこと怠っておりました。

今日は思い切って“足湯”をしながらパソコンに向かっております。

 
 
   

秋から愛用している入浴剤(ヴェレダ・サパン バスミルク)には大変お世話になっている。驚くほど暖まるのである。
嘘のようだが、これを入れた湯に“数秒”浸かっただけでも充分に暖まるほどだ。もちろん、数秒では済まさずにちゃんと浸かっている。湯船から出て体を洗う時には充分に体が暖まっているので快適だ。浴室内に漂う自然な香りが爽やかで気分もよい。入浴後もずっとポッポした状態が続くのである。ひじょうにありがたい。

もちろん、只今の“足湯”にも入れている。

 
 
   

寅さん、鬼平、民謡、小林旭、浪曲 … 出会うと熱中してしまう、歯止めの利かない魅力の数々。「これにだけは手をつけるのをやめておこう」と思っていた落語に去年末、手を出してしまった。

 
 
   

枝雀桂がたいへん魅力だ。飽きることなく、何度も何度も聴いては楽しんでいる。
愛嬌のある、リズムよい音楽のような語りが気持ちよく、ワクワクする。
そして、すぐに調子に乗るアホな登場人物達がはつらつと描かれ、彼らが愛おしくてたまらなくなる。
枝雀の噺を聴いていると、言葉にしていない情景までもが見えてくる。なのでDVDで姿を見るよりも、CDで音だけを聴く方がさらに満喫できるように感じる。

   
 
2月6日  

ピーマンの旬は夏だけれども、寒いこの時季でもむしょうに食べたくなる。
青臭さと苦味が恋しくなるのだ。そんなピーマンの活きる鍋をまた食す。

●トマト鍋

 
 
2月13日  

冷え込みがさらに厳しい。
明け方に寒さで目が覚めた時には「公園で寝てしまったのか!」というほどに体が冷えきっていた。
昼過ぎ、頭痛がしたので熱を測ってみると、37.5℃の熱が出ていた。頭がピキピキ痛み、関節が痛み出した夕方には38℃を超えた。体の表面が痛くなってきた夜には39℃だ。

あわてて医者に行く。
お医者さんに「食欲はありますか?」と訊かれ、“こんな時には湯豆腐がいいなぁ”なんて思っていたので、「あります」と答える。
「では、点滴はしなくてもいいですね」と、薬をもらって帰ってきた。

家に帰り、夫が湯豆腐を作ってくれた。が、食べることが出来ない。食欲はものすごくあるのに、体を動かすことが出来ず、すぐ目の前にある湯豆腐を食べることが出来ないのだ。こんなことがあろうとは。

●わかめ湯豆腐

病院でもらった薬を飲んだら、熱は数時間で37℃まで下がった。

 
 
2月15日  

風邪も抜けたようだし、腰の具合もよくなったし、納豆に入れるネギがそろそろ無くなるし、というわけで、しばし行けずにいた畑へ行く。
白菜も大根も小松菜も、寒風にさらされ、カサカサしている。ほうれん草は鳥に食べられてしまったようで無惨な姿。見事に荒涼としている。

「さて、ネギを収穫するか。ネギが地面から離れる瞬間の手応えがいいんだよねぇ。久しぶりだなぁ」などどワクワクしながらネギを抜くその時に、腰がパキッといった。

あぁぁぁ、台無しである。腰の治療、振り出しに戻る。

●もやしのごま和え

 
 
2月20日  

昨日今日とは風が吹かず、穏やかだ。
今日は気温が12℃あったそうだ。このくらいの気温になると、部屋の中で自由に動くことが出来る。これまでいかに体の動きが縮こまっていたのかがわかるのだ。

押し入れの整理をしてみる。
このまま春が来ればいいのに …と、店先に姿を現したうどを買ってみる。

●うどの梅煮

 
 
2月22日  

寝ているときや喋ったりしているときに咳が止まらなくなることが続いたため、医者に診てもらったところ「喘息」と、寝耳に水の診断をされ、飲むのやら貼るのやら吸うのやらといった、数種類の薬を処方されたのは昨日のことだ。

 
 
     

煙草を控えないといけないな、と、喫煙欲をこらえるためにガムを噛んだり飴を舐めたりしていたら、口の中が甘ったるくなり、荒れてしまい、どうにも食事がまずい。

それでも、深呼吸をしたり白湯を飲んだり、イライラしたりしながら煙草を我慢していた一日だったが、夕食時にセロニアス・モンクのDVDを見ているうちに、たまらなく煙草を吸いたくなる。
一服しつつ、かっこいいモンクに釘付けとなる。
たまらんなぁ、モンク。 旨いぜ、煙草。

●うどの皮のきんぴら

 


Straight No Chaser

 
 
2月24日  

笑ってしまうほどの強い風と砂埃が吹きまくっていた昨日だが、今日の明け方も激しく吹く風の音で目が覚めてしまった。寝床で聞いていると、家が壊れるのではないかと、とても怖ろしく聞こえるものである。
起きてから、窓の外を見ると、一面、銀世界である。
雪が積もっていて、晴れていて、それでも雪が横から吹きつけてくる、という変わった天候だ。この辺では「雪が飛んでくる」という表現をよくするのである。

 
 
   

 

生協の宅配に『寺尾のちゃんこ鍋セット』がある。
両国で食べた味が忘れられずに何度か買っている。
特製みそスープ、鶏もも肉、豚バラ肉、軟骨入り鶏団子が各150gずつ入っているので、我が家では2、3回に分けて食べている。入っている肉も美味しく、上品な味である。

 
 
    先日、友人宅でみょうがの入った和えものをごちそうになった。この季節にみょうがを口にするのは新鮮だった。思えば、近頃は旬のものしか使っていなかったからだ。たまに味わうと刺激的。みょうがを食べる暑い季節もあったなぁと、寒い冬に思う。

●キャベツとみょうがのおひたし