2010/2月
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  二月の榛名山
 
2月3日   

ここ数日、とても冷え込んでいます。
個展開催中です。

 
    

立石有美 展

1月25日(月) 〜2月13日(土)

ギャラリー・バー Kajima
中央区銀座7-2-20 山城ビル2階
03-3574-8720

 
    


  梅の花が咲いているのを見つけた
 
    

しぶとい寒さ、悪天候が続く2月であった。
個展も終了。
冷たい風の吹くとても寒い中、みぞれのような雨がしつこく降る中、いらしてくださった皆さま、ありがとうございました。

 
2月16日   

個展のため東京に滞在していたので、十数日ぶりの群馬である。しばらく出かけていなかった畑へ行き、ほうれん草を収穫する。
寒さで甘みが増し、驚くほどに旨くなっているほうれん草。寒いうちに味わっておかねば…とせっせと収穫する。

夕方から雪がごんごん降ってきた。

 
2月20日   

夜。窓の外から聞こえる散歩をする人の足音や、近所で鳴く犬の声や、遠くを走る車の音に湿り気を感じるようになってきた。こんなふうに聞こえてくると、春は近いのだ。

ここ数日、下を向いて歩いている。「どこかにふきのとうが生えていないか」と探しているのである。まだまだ早いようで、その姿を見つけることはできない。

野菜売り場に「菜の花」を見かけると、買ってしまう。一年ぶりのなつかしい苦み。春近しをまず味覚で感じるのだ。

 
2月23日   

今日は暖かかった。前橋は16℃。
このくらいまで気温が上がると体も楽である。


S家の庭にふきのとうを見つけた。まだ固そうなのを3つ見つけた。



●れんこんの梅煮

 
 
2月25日   


 
 
    

そんなつもりはなかったが、目にしたとたん、写真に納めたくなってしまった。
銀座ではお馴染みの光景。
改築のため、今年の四月いっぱいで姿を消す歌舞伎座。やっぱり、かっこいい。
もっとよい撮影ポジションはないかと辺りを見回すと、歌舞伎座南の晴海通りにはみ出さんばかりに撮影している年配の方々を見つけた。
「車の通りも多いし、危なっかしいなぁ」と思いながらも、その後ろに回ってカメラを構えると、ふと目の前に見慣れた後頭部があることに気がつく。母であった。(実家の母)

 
    

二月歌舞伎の千穐楽。
母や母の友人と一緒に観劇する機会に恵まれた。
千穐楽の公演を見るのは初めてのことである。
会場は満席で、補助イスもたくさん並んでいた。
お目出度い空気が漂っている。

 
 
    

私がこの歌舞伎座で歌舞伎を観るのは、きっとこれが最後なのだろうと思う。あぁ、感慨深い。

 
2月28日   

浪曲の会に行く。友人が企画した会である。
浪曲好きの友人は、浪曲の定席・浅草木馬亭や他の浪曲の会に通い続けているうちに、若い浪曲師と出会い、ついには浪曲の会を企画開催することになったのだ。
会場は西荻窪の居酒屋である。

 
    


 

よかった。
浪曲師の玉川太福さんは明るく朗らかで、伸びやかな印象。
それに合わせる曲師・玉川みね子さんのキリッとした歯切れのよい音色が気持ちよい。
とても明るい春の宵。嬉しい気分になり、ずいぶんと気持ちよく、たくさんの酒を飲んだ。

西荻窪の浪曲会、次回は秋に開催する予定だそうです。