ちょっとしたコラム
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No.10 エンブレム好き 2006/02/05 (日)
Jリーグクラブ創設ブーム、と言えるんではないでしょうか。
百年構想の素晴らしさがよく啓蒙されるようになってきたこともあり2・3年前とは全く違う状況になってきています。で、今日はそんな状況にも多少関係しますが、私が常日頃から求めるクラブの「かっこよさ」、特にクラブエンブレムについて苦言を呈します。
まずサガン鳥栖。経営改革が順調に進み、期待をしていたところでロゴ・エンブレム刷新の話。発表まで密かにわくわくしていましたが蓋を開けてみて正直がっかりです。ジュビロの「飯田産業」よりがっかりです。好みもあるとは思いますがとても10年も持たない気がしてしょうがないです。唯一の救いはサプライヤーがアンブロになったことぐらいかな。
大分トリニータ。唐突にエンブレム変えちゃいました。確かにロゴはイマイチかと思ってましたけど、エンブレムも変えてしまうとは…。旧のエンブレムはクラブの理念を十分体現していて結構好きだったんですけどね。いずれにしても旧エンブレムウェアの価値は急上昇ですね。特にコーチ陣が着ているレプリカが欲しいなあ…。
サガン鳥栖 旧エンブレム大分トリニータ 旧エンブレム
次、愛媛FC。祝昇格、祝ディアドラ初のJサプライヤーといったところですが、あのエンブレムはいかがなものかと。。。でもきっと大分や広島のように数年したら刷新してくれるでしょう。そのときはいいデザイン期待しています。
エンブレム好きとしては、徳島・草津も正直何とかならんのかとは思います。
特にボルティスはひどい。。。あれではサポータの方が気の毒、とは言い過ぎですかね。

今年はロッソ・Vファーレン・ターミガンズ・琉球etc.に期待して下部リーグも見守っていきたいと思います。特に期待するのはやっぱり「ガンズ」。立派なアルウィンもあることだし、早くJで見てみたいものです。松本山雅という呼称も渋いし、ターミガンズ、略してガンズってのもいい感じ。アンブロ製レプリカの発売も心待ちにしています。
松本山雅ユニフォーム2006

最後に、これだけうるさくいう私の好きなエンブレムですが、これが実は東京Vだったりします。

チームは特に好きではありませんがエンブレム自体の非常に完成度が高いと思うのは私だけでしょうか?あと、札幌・湘南・FC刈谷なんかもカッコいいですね。札幌といえばkappaユニもどれだけかっこよくなるか期待ですね。

湘南といえば、PUMA時代の胸リズメディアトライブのユニは今のPIKOを思うと稀にみるカッコよさでしたね。。。
湘南ベルマーレ03(H)S/S
追記:こんなコラムを書き終わった後、本屋をぶらついていると「世界のサッカーエンブレム完全解読ブック」なんて本を発見。即買いしました。かなり面白いです。が、できればユニフォームとユニスポンサーまで突っ込んだ本を希望します。昔「F1グランプリ特集」という雑誌でマシンのスポンサーの業態までも解説していたコーナーぐらいまで踏み込んだもの希望です。でもそこまでマニアックだと誰も作んないかな。

No.9 「急ぐこと」について 05/12/31 (土)
久々にコラムを書いてみようと思います。
テーマは「急ぐこと」について。
newゴルフのCMで「遅いのはきらい、ゆっくりは好き」みたいなコピーがありました(違ったらすいません)
東京にいると、なぜ皆急ぎ、人を急かすのかいまだに違和感があります。
例えば電車、電車は2・3分おきに来るのに一本をやり過ごすことができない。ドアに挟まれても乗ろうとする。降車なんて誰も譲らなく、我が先にと降りようとする。その差が生死を左右するんでしょうか。
車の運転、前が詰まればすぐに車線変更、その繰り返しが渋滞を招きます。仮に先行したとしても到着時間はさほど変わらないのが事実です。
それが時代といえばそうですし、急がなければ負ける、それもよくわかりますが…。
No.8 マナーについて 04/12/04 (土)
最近のAERAに「電車内で化粧をする女性」への賛否が掲載されていました。
社内での携帯電話と比べるとどっちが不快?なんて質問もありましたが、今日はマナーについてコラムを書いてみようと思います。
私が最近一番嫌いなマナー違反に「歩きタバコ」があります。何が嫌かってとにかく煙を撒き散らすのがうっとしいことこの上ないです。JTはCMで歩きタバコが火が子供に当たる危険があるっていうのをやっていますが、それ以上に煙を撒き散らす迷惑さについても認識をして欲しいと思います。
加えて、歩きタバコをする人の9割はタバコを道路に投げ捨てる。「お前、自分に家の床だったらポイ捨てして足で火を消すのか」といいたいです。なぜ公共の道路だとあんな好き勝手できるのか?心の貧しさそのものではないのかと、その風景を見るたびにいつも感じてしまいます。
女性の電車化粧を批判するオヤジたちはまず自分のマナーのなさを見つめなおしてから批判をしろといいたいです。でも、私の友達にも平気をタバコを道路に捨てる人多いんですよね・・・。
No.7 プロレスについて part.3 03/12/30 (火)
プロレスに関するコラムもこれで3本目。初のコラムからは実に2年半が経過しており、自分のファン歴も結構時間が経ってきたなと思います。
で、今日のテーマなんですが、「プロレス=八百長」論についてです。
この手の話、最近では公然と議論されるようになり、随分と時代が変わったんだなとも感じますが、この話をとりあげようと思ったのも、先程出版された高田伸彦著「泣き虫」が話題になるにあたって、自分のプロレス観をもう一度確認しようと思ったからです。
最近のネット掲示板を眺めていてよく目にする流れが、
「プロレスはショーだ」と誰かが叫び、それに対して「そんなこと百も承知だ。おれたちはプロレスをエンターテイメントとして楽しんでる」と誰かが反論。でまたそれに対して、「ホントは暴露本の内容がショックなくせに強がるな。心の中では真剣勝負と信じているんだろ、このプロレスオタクが」みたいな反論があります。この議論はいろいろ形を変えながら延々と続いて行くわけですが…。
私はプロレスオタク(人にはまだマニアと呼んで欲しいかな)を自認していますが、ミスター高橋・高田伸彦の暴露本を眼前に付きつけられた時、正直ショックでした。まあなにもそこまでと思うぐらい内情がリアルに描かれていたわけで。
ここで私は他のファンのように、「プロレスはエンタメだって知ってたよ」なんて言うことはできませんでした。「そんなことは百も承知だ」と言いたい気持ちがありましたが、ショーと真剣勝負がミックスされていると信じてきた自分にとっては、本当にショックでした。
自称アンチプロレスの人々が、純粋なファンが精魂込めて育ててきた稲穂を全て刈り取ってしいくかのごとく、プロレス八百長論という凶器をつきつけてくるのにも耐え兼ねたというか、なんというか…。(きっとこの人達ももとはプロレスが大好きなんだろうなとも思いながら)
で、自分はそれによってプロレスが嫌いになったかというとこれが不思議にそうでもありません。ただ、ここで他の人と違うところは、他の人のように「プロレスをエンターテイメントとして楽しんでる」とは決して思わなかったところでしょうか。私はWWEについてはスゴイとは思いますが、さほど関心はありません。未だにプロレスには真剣勝負が介在していると信じている身なんです。トップ選手の戦いを見ていると、そう感じてしまうんですよね。だってあれが演技だって、上手すぎるでしょ?って話です。往生際が悪いといわれそうですが。
・・・こういうことをいってるとネット上では格好のターゲットになってしまうんでしょうねえ。
私がプロレスを最初に好きになったのはコラムNo.1にあるとおり、川田利明と佐々木健介の試合。あの勝負に当時の私は、真剣勝負の臭いを感じました。ただ高田伸彦の本を読むにあたり、新日本と全日本との間に星の返し合いがあったのでは?と今となっては正直疑わざるを得ません。ただ、その後の2年間で私のプロレス観は随分変わっていきました。
今の私は、むしろ意味不明な胡散臭さが充満するプロレスリングが大好きになっています。
むしろいかがわしくないプロレスなんてものには全く惹きつけられません。
だから自分は純プロレスさ満点の天山広吉やプロレスリングノアがあまり好きではなくても、同じく純プロを標榜しながらも、意味不明さ満点の西村修には惹かれるわけなんです。
新日本プロレスがK-1や総合格闘技を興業に組み込んだなんて、これまたなんて胡散臭い…。
まもなく大晦日興業です。
永田裕志はヒョードルとやるみたいですが、きっと善戦したところであれは八百長と言われ、秒殺されたら、プロレスラー弱え〜と言われるんでしょうね。しかしどうしてもこうもプロレスばかりが標的になるんだろうなあ・・・。
No.6 優先席について  03/12/30 (火)
電車をよく使うものにとって優先席に対する考え方というのは人それぞれでしょう。
今日はその考え方の違いについて、下記のように分類したうえで話をしたいと思います。
<以下、3つの分類>
@優先席になんの抵抗も示さずに座る人。
A優先席を避け、その向かいの通常席に座るが、「優先席付近での携帯電話のご使用はご遠慮下さい」との注意を気にせず、携帯を使う人。(メール含む)
B優先席を避け、通常席に座るが、ご老体が接近してきても譲るそぶりを全く見せない人。
僕は@です。でも席は絶対に譲るタイプです。かといって偉そうなことは言えませんが、Aの人には、さも自分は優先席に座ってないよ、みたいな態度をとるのが気になります。だったら、携帯の電源をわざとらしく切るぐらい徹底して欲しいものです。Bについても、「席を譲るのは優先席の人」と勝手に決め付けて、全然譲ろうとしない。目をつぶって下を向いて寝たふりなんてどうかと思います。もっとも日本人らしいのがBじゃないかと思います。
とまあ、書いてみたんですがこのコラムは反発必死でしょうね。うーん。
No.5 携帯電話について 03/01/25 (土)
久々のコラムです。
タイトルだけをみると携帯電話が広く普及してからよく聞く「若者のコミュニケーション不足を招く」とかいう携帯電話社会への批判的内容を想像されるかも知れませんが、今回は違います。テーマは「折り畳み型携帯電話」です。
しかし折り畳み式がここまで広く普及したのはいつのころからでしょうか。私は携帯電話を持って6年経ちますが、最初ストレート、次ストレートフラップ、次折り畳み、現在折り畳みカメラ付と変遷しています。折り畳みとストレートが共存していた時代は誤操作がないという理由で折り畳みにしている人が多かった気がします。その後しだいに「折り畳みはおしゃれ」という価値観が非常に強くなり、今では市場は完全に折り畳み独占状態。フラップなんて全く見なくなりました。
ここまで折り畳みの地位を押し上げた要因は一体なんでしょうか。おしゃれ、誤作動がない、ディスプレイが汚れない、コンパクトにまとまるetc.など色々あると思いますが、私は「折り畳みの音と感触」が広く受け入れられた要因のひとつじゃないかなんてことを考えています。「カチッ」とつがいが開く音、「パタッ」と折り畳まれる音。そして折り畳まれていくときの微妙な重力。
一日に他人の携帯のこういう音を何回も聞かされます。
電車に乗りこんで席に座り、「カチッ」。しばしメール。「パタッ」。送信したんでしょう。
しばらくして「カチッ」。メールの返事がきたみたいです。またメールを打っています。「パタッ」。
…メールの返事がこないのでしょうか。その後何分かおきにその人は携帯を開いては閉めるの動作を繰り返します。そのうちにその人は両手で携帯を持ちゆっくりカスタネットを叩くかのように開閉を繰り返します。
こういった光景を見てると折り畳み型というのは、「手寂しい」(てさみしい)時の相棒みたいな存在になってるんだなと思います。(ガムがお口の恋人みたいな感じ)あの開くときの音と閉める時の重力感が妙に気持ちいいんはないでしょうか。
結論としては折り畳み普及の要因は…なんてことはどうでもよくて、
実は「車内でパタパタうるせーんだよ」ということでした。
うーん、ただ私が神経質なだけでしょうね。
No.4 サッカーについて 02/03/02 (土)
Jリーグが好き。いわゆる地域密着型というのに非常に興味がある。でもサッカー自体はそんなに好きじゃない。
代表の中心選手が世界に打って出るようになってからというものやれセリエAだの、やれリーガエスパニョーラだの、やれプレミアだのワールドサッカーが注目されているが「ベッカムすげー」とか「フィーゴいいねえ」とかいってるミーハーな奴はむしろむかつくぐらいの屈折さである。(個人的には最近、スーパーサッカーやNumberとかがワールドサッカーを特集しすぎだと思う)
大事なことはワールドサッカーから何を感じるのかといこと。ただ選手がすごいとかチームがすごいとかいってるようじゃちょっと寂しい。どういったバックグラウンドがあって素晴らしいサッカー文化が生まれているのか?それを知り、それを日本で実現するためにはどうするのか。それをもっと感じて、考えるべきだと思う。
というわけでJリーグである。
去年感動的な一部昇格を決めたベガルタ仙台。地域の人気も絶大だし、スタジアムもサッカー専用で、収容人員もそれほど多くなくちょうどいい感じ。実に見本的なチームだと言えよう。こんなチームがもっと増えて欲しいと切に思うわけである。
欧州のフットボールのように、アメリカのベースボールのように、そんなスポーツシーンが日本に根づくことを願って止まない。
そんな私が今Jリーグに関して一番気にとめていること、それは、器=スタジアムの問題である。以前、名古屋の監督を務めていたアーセン・ベンゲル氏は、「日本には本当のサッカー場が少なすぎる」と、陸上競技場とサッカー場が兼用という日本独特のスタイルに常々疑問を投げかけていた。確かにそのとおりだ。あれほどピッチから遠かったら、ピッチとの一体感は感じづらい。それはフランス出身の監督には理解し難いことであったと思う。
例を挙げれば、瑞穂・駒場・長居・西京極・等々力・万博・厚別・広島BA・市原臨海・小瀬・平塚・山形etc.とまあ実に多い。
サッカー専用といえるのは、前述の仙台や日立柏、カシマ、磐田、日本平、博多の森といったところだろうか。いずれのチームも人気が高いのが特徴的であるが、人気とスタジアムとの相関性が確かなことだろう。
サッカー文化が地に足をつけるためには、それ相応の環境が必要である。
そんな折、W杯のためのスタジアム建設ラッシュ。
あれ?でも5万・6万収容の異常に立派なスタジアムがポンポン立てることが環境整備なの?W杯で満員になっても、はたしてJリーグでこのスタジアムに8割のお客をコンスタントに呼べるの?なんかでかすぎない?しかも個性もないぞ。・・・スタジアムの目新しさが人を呼ぶのも最初だけだろう。
私はスタジアムに収容能力以外で、もっと個性を持たせることが重要じゃないのかと考える。残念ながら現在の日本のスタジアムで際立った個性は感じられるところは極めて少ないのが現状である。
ここ数ヶ月でオープンした多数のサッカー専用・大人数収容のスタジアムは確かに立派だが、なぜか魅力を感じない。技術の粋を集められていることはよく分かるし、客席にも多くの工夫や配慮が為されていることもよくわかる。陸上のトラックは無くなったが、まだまだピッチと距離は遠いスタジアムも多い。東京スタジアムがその好例だ。
加えてMLBでいうところのボールパーク的な面白さも欠けている。
メジャーが身近になったことで、改めてボールパークの良さがクローズアップされている今、なのにである。ケースは違えどプロ野球球団が横並び的なドーム球場を乱立したのと同じ傾向じゃないかとも思う。青空が見えることは野球場にとって最大の魅力だろう。サッカー場にとって最大の魅力とは一体なんだろうか?
サッカー好きが見に来るだけじゃない、サッカーに関心がない地元の人もスタジアムの雰囲気を楽しむ。そんな空気がもっとあっていいと思う。スタジアムが誇るのは規模の大小じゃない。唯一そこだけが持ちうる「雰囲気」ではないだろうか。
なんでも形から入るなっていわれそうだが、形からって大事なことだと思う。皆が憧れる最高のスタジアム。各クラブの更なる努力を期待したい。
No.3 プロレスについて part.2 02/02/10 (日)
昨日、全日本プロレス後楽園ホール大会に新日本プロレスを電撃退団した武藤敬司、小島聡、そしてケンドー・カシンが登場、今後の全日本マット参戦を表明した。
話は前後するが彼ら3名が「今の新日本では『プロレス』ができない」といって契約を更改しなかったのは1ヶ月ぐらい前のこと。会長・アントニオ猪木が推し進める「総合格闘技路線」と彼らの理想のプロレス観にギャップを感じたということだが、新日本において人気・実力ともトップクラスの3選手が他団体へ移籍することはファンにとってはあまりの衝撃だった。
確かに現在の新日本プロレスのマットはかなり混沌とした状態だといえる。
総合格闘技のPRIDEマットで活躍する藤田和之が新日本プロレス管理のチャンピオンベルトを巻いていたり(※IWGPヘビー・現在は藤田が返上し空位)、一方では伝統の黒いショートタイツを身に付けた藤波辰巳や長州力といった、一般人から見たらまさに化石級とも言えるレスラーも未だに一線でがんばっている。(私はそのことに感嘆し、敬意を表しているが)
いわゆる純プロレスと総合格闘技が混在している現状にファンはどっちかにしてくれという気持ちをもっている。が、当の猪木はそもそもプロレスと総合格闘技を同一線上に捉えているため、ここに熱心なファンとの溝が発生する。
私の見解としては猪木の主張はわからないでも無い。それは猪木イズムを継承する藤田がK-1やPRIDEのマットに上がり、その強烈な生き様を我々に示し、強く惹き付けるものを持っているからである。そしてその男がプロレスのリングにも上がる。それはまさにプロレス最強神話を具現しようとしていることに他ならない。(私は小川直也にも同じような感じを受けているだけに彼がシングルプレーヤーとしての実力を持て余しているのが残念でならない)
只一方でもプロレス独特の魅力も私は大好きだ。それは3カウントの妙、ロープワーク、返し技、飛び技といったマット上での魅力、さらに覆面レスラーや軍団抗争といった妙な面白さであったり…。戦うレスラー達に自分の姿を投影し、限りなき格闘ロマンに思いを馳せる。そして地方巡業というスタイル。全国各地に夢を与えてくれることもまた、プロレスの良さであろう。
しかし、そもそもの猪木路線の始まりは、プロレス界の問題点に対するものであった。
それは一般人の間ではもう常識ともなっているプロレス=八百長の認識。
多くの暴露がなされいる今、真実はどこにあるのか。ファンはただ夢物語を見せられているだけなのか。もちろん八百長的要素(いい表現をすれば演出)を自認している部分はファンにも多いにある。ただ全てが創られたもの…とは私は信じたくはないし多くのファンもそうであろう。
八百長に対する猪木の対抗策が格闘技路線というのは一定の評価すべきだろう。
ただそういった疑惑が起こるのは一因はレスラー達、そしてそれ以上にフロントにある。
業界の連携が皆無だし、カードの出し惜しみはいつも問題になる。
これでは皆が唸る名勝負というのがほんの稀にしか生まれない。
また、いつもいつもが大舞台ではないし、タイトルマッチでもない。ボクシングの様にランキング制があるわけではない。巡業制のプロレスにはやはり特異な難しさがある。
だが、プロレスにはやはり希望がある。
藤田や小川がみせるファイトはヤラセという声を掻き消すだろう。
武藤のフランケンシュタイナー、蝶野のケンカキック、橋本のDDT、長州のラリアット、藤波のドラゴンスクリュー、中西のアルゼンチンバックブリーカー、西村のコブラツイスト、川田の延髄切り、天龍の逆水平、高山のジャーマンスープレックスホールド、ヒロのセントーン…etc.
彼らがみせるファイトはプロレスの奥深さを十分に伝えることができるだろう。
メジャーだけではない。マグナムトーキョーやGammaのセクシーさもプロレスならではの魅力だろう。
プロレスラーはかっこよすぎる。だから自分の中でプロレスラー最強神話は崩壊して欲しくない。だからこそ、私はだから私は熱いプロレス、その中でも、最も熱く、強い、新日本プロレスに期待したい。
そして武藤らが移籍した全日本プロレス。
格闘路線には背を向けプロレスに没頭するならばそれはそれでいい。
但し、また以前のような閉鎖的体質に陥いることだけはして欲しくない。
ここでもきっと熱いプロレスが生まれることだから。
No.2 血液型について 01/09/24 (月)

ある本を読んでいたら血液型の話が。
ちょっと面白いのでのっけてみようと思います。
まずは管理人の型を…。

◇B型=型にはまらない、人情肌、行動的でエネルギッシュ、少々変わりもの。

 仕事や行動はマイペース興味あるものには熱中し、仕事の面にも凝り性の面を発揮します。アイデアにも富んでいますが、自分の能力が不当に扱われたときの怨念は大きく、疎外感にも敏感です。
 このB型の型にはまらないところは、恋愛における行動面にも現れます。だがそれは他の型の目に変わって見えるだけで、本人は至って真面目、真剣に突進している場合が多いです。セックス面では他の型に比べ、一番快楽を求める傾向があります。だからといってサービス精神も旺盛というわけでもなく、むしろ自分が楽しみたいほうのようです。

【お酒の飲み方】飲むと人の悪口をいいますが、1ヶ月の飲み代は必ず守る。

ある本に載っていたので抜粋してみました。
うーむ。かなり当たってる…。特に下線のところ。

ということで他の型も載せておきます。ご参考に…。

◇A型=日本人に一番多い型で、マジメ、慎重、熟慮型。

 使命感が強く、行動は一定の型に収まりがちなので、組織で生きるのに適しています。プライドを傷つけられることには敏感で、自分の考えが通用しないと取り乱しがちです。
 ムード派であるのもこの型の特徴。デートの場所を選ぶにしても、どこであろうと大して問題にしないB型と違い、とかく照明や雰囲気、清潔さのイメージをあるところを好みます。星空の下で甘い愛のささやき、といきたいところですが、すんなり口をついて出ないところが、誠実さなのです。変化に強く、冷静でコツコツ努力していく。金銭的にもハデでなく、貯めこむタイプで、どちらかというとケチ。セックスでもムードを大切にし、相手を必死に喜ばせるタイプがA型です。

【お酒の飲み方】店の人が話しかけるお店を嫌い、勘定は割勘。

◇AB型=合理的、デリケート、神経質で大胆、やさしそうで冷たい、という複雑型。

 社会参加は進んでやりますが、不合理なものには批判的態度を如実に示します。また自分を無視されたり侵害を受けると嘆き悲しみ、他人の不誠実に対しては異常な怒りをみせます。
 そんなAB型は、反面、とても怖がり屋なところがあります。「愛してる」などとささやかれると、とたんに警戒心を発し、おびえてしまうこともあります。その割に、一番面食いであるのもこの型です。図々しいとも思われますが、それもこの型のドライな面の表れといえそうです。セックス面でも技巧に凝るきらいがあります。ドライさが、心が通わない不安を与えます。

【お酒の飲み方】誘われたら一応ついていくが、その場の雰囲気にとけこめないことがある。
◇O型=人情家、世話好き、変化を好みユーモアがある。ロマンチストで寂しがりや。

 仲間づくりにも熱心で集団生活にも適応しますが、個性的な面も強く、自分の立場や地位を絶えず意識しがちです。目的を失うとガックリし、追い詰められると突然感情的になったりします。
愛情表現にも感情的な面が出ますが、それは良い面に作用し、感情豊かなロマンチックなムード漂う、ということになります。臆面も無く恋人に花を捧げるというのもこの型。燃え盛ると直情的になり、わき目もふらず突進します。だがその反面、独占欲も強く、中には非常に嫉妬深くなる人もいます。セックスは結婚後は結構あっさり型。

【お酒の飲み方】見ず知らずの人と打ち解け、話題が豊富。勘定のことは気にかけず飲んでしまう。

いやー、さすがに打ち疲れてきた。では最後に男女の相性を。

◇A型(本人) →O型
 自分の細やかな心遣いが理解してもらえ、安らげる。
◇B型(本人) →AB型
 陰と陽の両面を持ち合わせたようなAB型が面白く、飽きない。
◇AB型(本人)→A型
 何気ない思いやりと、でしゃばらない雰囲気にAB型はほっとする。
◇O型(本人) →B型
 B型の変わった言動が面白く、それがお互いをひきたてる。
はあー。指がほんとに疲れてきた。
でもあんま気にしすぎんのも良くないかもね。
No.1 プロレスについて 01/06/15 (金)

最近自分の中にプロレス熱が高まってきている。
先週行われた新日本プロレス武道館大会でのIWGPヘビー級選手権。
そしてその二日後に行われた全日本プロレス武道館大会での三冠ヘビー級選手権。
どちらも最高に盛り上がった試合が行われた。

最初に意識してプロレス中継を見たのは確かアトランタ五輪柔道銀メダリストの小川直也のプロレス転向初戦、対橋本真也戦だったと思う。
この時はプロレスを見るというよりは単純に柔道メダリストの小川に興味があり見ていた。
(たまたまテレビをつけていたし)
しかしそれ以後はプロレスを見る機会に恵まれることは無く、全く興味を失いかけていたのだが、ある一戦を境に私のプロレスへの見方が変わっていったのである。

それはいつもの通り深夜にインターネットをしながらテレビをつけていた時のこと。
たまたまチャンネルを変えた時に始まった「佐々木健介(新日本プロレス)vs川田利明(全日本プロレス)」戦だった。
今振り返ってみてもあの感動した気持ちは鮮明に残っている。
双方何度マットに叩きつけられようが起きあがる。時にはダブルでダウンもしてしまう。まさに肉体と肉体、意地と意地のぶつかり合い。プロレスを全く知らない者がみても感銘をうけるであろう大勝負が確かにそこには存在した。

その感動は野球やサッカーでのクライマックスシーンにも決してひけをとらなかったと今でも思う。かつて自分がプロレスに抱いていた「うさんくさい」「所詮ショーだ」といった気持ちを吹き飛ばす要素がふんだん詰まっていたのである。そして後日この試合には団体の枠を取り払うことにも重要な意味をもっていたことを知り、さらに興奮。
今までは各団体が狭い世界で試合をしていたせいで、強さの度合いが分かりづらかったものが、何とも明快になり私のようなビギナーを多いに惹きつけたのである。

K-1やプライドは確かに面白いかもしれないが、一発KOできれば手段は選ばないというスタンスはどうも自分には腑に落ちない。相手の技を受ける受け身の巧さ、驚異のスタミナ、タフさ。そして華麗な飛び技の数々。どれもプロレスラーならではの技である。

そういった意味で今プロレスが面白い。
「真剣勝負」と「派閥争い」、「ショー的要素」が微妙なバランスで絡み合っているのである。

ちなみに今気に入ってる選手は、
武藤敬治(新日本)…スキンヘッドの天才レスラー。
西村修(同)…ガンを克服したレスラー。クラシックスタイルにこだわる。
川田利明(全日本)…名言「痛みの伝わるプロレスをやっていく」
の3名。
気になっている団体は「闘龍門ジャパン」
気になっているトピックは「テレビ朝日アナウンサー陣+辻よしなり(フリーアナウンサー)」といった感じ。

一つでも多くの試合を観に行って、たくさん生のプロレスに触れてみたいと思いながらも今日も電車で週刊プロレスや東スポを読みふける私であった。