PICTURESQUE INDIA Vol.1 KANNIYAKUMARI エピローグ-01

思案に暮れているうちに、すっかり日が暮れてしまった。

いつのまにか東天に満月が昇ってきた。ということは、ほぼ落陽と同時に月が昇ってきたことになる。どうりで観光客が多いはずだ。

これなら懐中電灯がなくても、あの荒涼とした砂丘の道を帰ることができる。

最期の瞑想にはいるナヒーン。