*月刊ジ・アニメ 近代映画社刊


*ジ・アニメは例によってアニメージュを追うアニメ情報誌。
出元が近代映画社なのは当時、再編集モノのアニメ劇場映画のブームだったことと
関連するのかもしれない。マイアニメ/アニメディアなどの後追い雑誌の中では
一番古く、一番アニメージュに近い作りであり、画面からの再録図版も比較的良質なものが
多く、記事も地味ながらファンの心理をよく理解したもので良質だった。
新作や放送予定の情報もアニメージュと同レベルなのでこれがあればアニメージュは不要で
あったと思われる。(筆者はアニメージュの人だったので買ってなかった。)
現在、古書捜索中。筆者はアニメージュが売り切れていたという理由で
創刊号を持っている。それなりに一生懸命な作りなんだけどねえ。80年代半ばで廃刊か?
(色々入手してみたんですが、87年の1月号で「次号から季刊に変わります。
次は春の号で逢いましょう」てなことが書いてあって、読者投稿も継続して募集中に
なってるんですが、どうやらこれ以降は出なかったみたいで、ウイキなどでも
87年1月で休刊とされているようです。ちなみに版元の近代映画社は今も健在です。)
ちなみに飯島真理嬢を美少女タレントと見て写真集を出したのもこの出版社。
(内容は南国を探検隊スタイルでウロウロしたり、東南アジアで民俗衣裳を着て、
トロピカルムードに浸るとか、何故かアーサー.C.クラークと会って話を聞くとか
って内容。水着写真も載ってるけど丸っきりお子様なので
ロドリゲス的にはどうでもよろしい。まあ、かわいいちゅうたらかわいいんだが。
そういえば、アニメ声優の写真集って21世紀になっても「エプロンドレスに
麦ワラ帽子で草原に体育座り」がまかり通る世界だから、1984ではこんなもんですわな。)

*かなり前から、放送当時のバックナンバーだけでもコンプして記事にする予定
で収集しておりますが、発行部数の少なさもあって入手が困難で全部が入手できませんでした。
ゆえに入手できたもののみの記述になりますので御容赦のほどを。


82/9 34号

*表紙は「ザブングル」 おそらくこの本では最初のマクロス記事。
放送前の紹介記事が4ページ。いまでは良く知られた美術ボードと
メカのセル画と石黒氏のインタビュー。この時期ながら情報は豊潤だったようで
主要キャラとメカがきちんと載っている。ただしシャミーが「クミ」、
柿崎が「達雄」になっている。「達雄」に関してアニメージュでも同様の
表記がなされている。これより初期の企画書では「ハヤオ」の表記になっているので
単純に「速雄」の誤記だと思われるが、広報用の資料そのものが誤読されるような
書き方か、誤記されていたようだ。
石黒氏のインタビューでは
「幼年期の終わり(A.C.クラーク)のような人類の巣立ちを描きたい」
との発言。この時点ではみんなハードなSFになると思い込むのも無理はない。
なおこのインタビューではマクロスは全長12キロになっている。
内部の街の規模を考えると単なる石黒氏の勘違いではないかもしれない。


82/10は未入手

82/11 36号

*表紙は「ゴットマーズ」 マクロス記事は巻頭カラーで第1話、2話のSPの
再録記事が4ページ。画面の抜き出し画像とスタッフインタビュー有り。
特記事項は特になし。


82/12 37号

*表紙は「うる星やつら」 マクロスの特集はカラー5ページで
ミンメイグラフィティー。1話からの抜き出し画像で構成。
割合いい作画のを抜いていて、例によって1話の空中乱舞シーンの
板野氏作画、美樹本氏修正の話あり。同時にスタッフの紹介が
写真入りで載っている。このほか、巻頭で番組別声優色紙のプレゼントが あり、マクロス声優の勢ぞろい写真があるのと、白黒ページの特集、
アニメメカクイズにマクロスのコーナーがある。


83/1は未入手。

83/2 39号

*表紙は「クラッシャージョウ」 マクロス関係はまず巻頭の美樹本氏の
書き下ろしお正月絵。続いてミンメイのミスマクロスネタ特集が4ページ。
水着画像が集められているのと、面白いのは最終候補に残ったほかの4人の
解説まで載っていて、(キャラの元ネタ考察有り)ツボを突いた作り。
本誌では同人のアニメ企画を盛んに掲載していたり、ファンとの交流を活発に
行なっていたらしく、記事もピントのずれていない的確なものが多い。
このあたり、読むからにアニメなんか全然興味も関心もない編集者が
いやいや記事を起こしているとしか思えないアニメディアとは対照的な
作りになっている。

83/3 40号

*表紙は「ヤマト3」 付録はマクロス大型ポスターだが、未入手。
特集は「ぬえ式ストーリー料理法」として石黒氏のインタビュー記事が4ページ。
この時点までの抜き出し画像に被せてぬえのストーリーの組み立て方を
石黒氏が解説するというもの。


83/4 41号

*表紙はショウ座間。付録がミンメイ大型テニスポスターとマクロス設定資料
ポスターは未入手。マクロス設定資料のほうは「BLUE PRINT COLLECTION」と
いう小冊子で、内容はキャラとメカの設定資料集(線画)になっている。
特記事項はないが、なぜかマクロス要塞艦の原画が含まれてたりします。
本誌は巻頭からヤマト完結編/クラジョー/幻魔と春の劇場版特集。
表紙には「超時空要塞マクロス艦内インフォメーション」と
あるが中身は「マクロスアイドルパックPART2」になっている。
河森/美樹本氏のインタビューも載っているが、この時点(20話付近)の
マクロス艦内で発行されたアイドル雑誌の体裁になっている。
ミンメイを筆頭にメインキャラへのインタビュー形式の記事があったり、ミンメイのポエムが
あったりで、楽しげな記事。ただしミンメイのアルバムの真剣なレビューが載っていたり
ジ・アニメらしい痒いところに手の届く記事になっている。抜き出し画像も結構いいのが
チョイスされている。
以下にまず河森氏のインタビューの抜き出しを再録。


「実はゼントラーディー軍の謎とか大戦争というのはBGMみたいなもので
本当に描きたいのは輝にとって戦争とはミンメイとは何かという
大きな戦争の中でひとりの人間・輝の物語なんです。」

続いてミンメイ情報の一部として収録されている劇中映画「小白竜」の
全ストーリー。
文章はかなりいっちゃってる上に内容も
あれなんですが、現状では唯一の資料のため再録。
誰が書いたのか不明なので信憑性は甚だ怪しいので要注意。
(しかしこの本ではこれまでの取材対象が石黒氏なのでもしかしたら、、、、?)
付帯するキャストも凝り過ぎ。

 『LPも出て、コンサートにテレビに大忙しのミンメイちゃん。初めての映画も
撮影順調とあってゴキゲン。「でもラブシーンなんかどうしよう」だって。
そこで気になる内容をご紹介。

 中国山奥の寒村聖松鎮に李道場というカンフー道場があった。
老道場主、秀山は一人娘、愛河の許嫁、王飛虎に道場をまかせていたが、
修行熱心な飛虎は鷹台山奥に隠されているという秘術を会得するため
禁断の地へ入り、そのまま帰ってはこなかった。いく日かたったある夜、
村中に叫び声が響き秀山が殺された。悲しみにくれる愛河を道場荒らしが
襲う。そんな愛河を助けたのは流れ者の白竜だった。道場荒らしの
一味はしつように道場を狙い、宿場の美しい女主人が白竜を色じかけで
落そうとも謀る。白竜は刺客や罠を次々と破り、敵の正体を探り出した。
 意外にも敵の親玉は秘術の呪縛によって身の丈10Mの怪物になりはてた
飛虎だった。襲いかかる巨人。白竜も秘術で空を飛び、やがてその身を白い竜に
変えて戦う。ついに巨人は倒れた。だがとどめを刺そうとした時、
愛河が止めに入った。愛河の優しい歌声が響いた時、飛虎の呪縛はとけた。
白竜は去った。愛河はそっと口付けをかわすと、いつまでも見送っていた。』


(でもこのストーリーだと溝で気絶してるミンメイにカイフンがキスする
シーンはどこに入るのでしょうか?)

(以下にキャスト)
愛河/リン・ミンメイ 白竜/リン・カイフン 飛虎/ブルース・チェンJr
秀山/ジミー高山 女主人/ジャミス・メリン プロデューサー/イワ・タ
監督/ショウ・ブラックストーン 脚本/四畳半日陰 音楽/ケント・フライヤー
特撮/Studia N. 協力/SPACY 製作/ランドアーツフィルム』


このほかこの号ではアニメに登場するバイクメカ特集をやってて
バクシンガーの設定資料が存分に載ってます。
(あれの腕って車輪が引っ込んで、同じとこからゲンコツが生えてくるのね。)


83/5 42号

*表紙はキリコQP。付録にマクロスメカポスターが付属しているが古書で入手の
ため詳細不明。本誌ではカラーで16ページ、白黒で15ページの大特集。
カラーでは25話までのストーリーを人物別に時空列に沿って解説したり、
市街地の構造をマクロス内部透視図と合わせて掲載しつつ説明するとか、
マクロスの指揮系統の解説をしているのだが、軍事関係に明るいライターによるものらしく
悪くない記事。このほかゼントラ軍のおさらいや人物相関の解説もあるので
この時点から見ようと思った視聴者にもよく行き届いた記事になっている。
もちろんミンメイの良質な抜き出しグラビアも豊富なのでその方面のファンにも抜かりはない。
また、ミンメイの記事もアンチミンメイをくすぐる文章になっている
懐の深いものでマクロスという作品が実は幅広い内容を含んでいることを
キチンと理解している模様。このあたりも「なんかこいつが
人気らしいから載せとけや」が見え見えのアニメディアと好対照になっている。
白黒ページは第四話「リンミンメイ」の脚本再録と同時に線画の設定資料も収録。
ファランクスの解説にマクロス内部で開発されたとか、キャプションも良質。
待機状態クアドランのミリアヌード入り設定画がはいっているのもミソか?

これとは別に本誌後半に美樹本氏のインタビュー記事が5ページ有り、
未沙の初期設定や氏がアニメ業界に入ったきっかけなんかが載っている。

83/6 43号

*表紙はマクロスでバルキリーコクピットに座っている輝、ミンメイ、未沙の三人の
書き下ろし。凄い状態だが全員笑顔。付録に人気キャラ絵ハガキ「マクロス」「ボトムズ」
となっているが古書入手のため詳細不明。特集は巻頭カラーで11ページ。
愛は流れるまでの総括と最終話に向けての考察でいずれも的を得た記事。
このほか新番組としてオーガスの記事がはいっているのとパソ関係(携帯LSIゲームも含む)
の特集記事が載っている。他誌が模型/トイにシフトするこの時期に本誌はマイコンを
クローズアップしていた模様。いまでこそ同人活動といえばパソなしには考えられないが
この時期の特集は珍しかった。ちなみにアニメ関連雑誌でパソに親和性が古かった記事は
アウト誌上での堀井雄二氏の連載やファンロードでの断続的な特集があげられる。

また、マクロスでもその初期からパソ用ゲームが存在している。

83/7 44号

*表紙は「さすがの猿飛」魔子と猿飛。マクロス特集は13ページ。
輝の日記として三角関係を振り返る記事と最終話へ向けての考察。
う〜ん、特記事項なし。考察記事そのものは良質。


83/8 45号

*表紙はミムジーラース。付録にマクロスカセットブックがついているが例によって未入手。
この頃はカセットブックなどのカセットテープ関係の付録がアニメ雑誌各誌に散見できるが
これは当時まだビデオが普及の過程にあり、一般的とはいい難く、持っていてもテープ単価が
高く(120分が1000円近かった。)TV番組を全話録画するのは難しかったため、
事前の策としてカセットテープ録音することが多かったことに起因する。
ゆえにアニメコミックなどの作品の画面から起こしたコミック本も商品として成立していた。
本誌の特集はカラー11ページで、終了に伴う総括。巻頭に主役三人=飯島真理/長谷有洋/土井美加
の写真有り。んで、これを見ると土井さんって飯島真理より背が低いのね。
記事の内容は例によってストーリー/世界観など多方向からのアプローチによる総括記事。良。
このほか遅ればせながら模型/トイの特集記事。ただしキャプションは少なく、この時期に
流通しているアニメモデル/トイのカタログ的内容。ちなみにマクロスものの
ニチモピタバンの項で、

D型ファイター/D型アーマード/クアドランロー/ファランクス/モンスター/ヌージャデルガー

が予定として載っているが軒並み発売が流れているのは御存知の通り。

83/9 46号

*表紙は「プラレス三四郎」付録は「マクロス/オーガス定期入れカラーブック」と
なっているが古書のため未入手。本誌特集はカラー9ページ。番組終了に伴い、
輝、ミサ、ミンメイの三角関係の総括記事。本編の抜き出し図版での構成。
続いてミサのアルバム発売の記事で「傘の中」と「遥かなる想い」の二曲の
歌詞とスコアが収録されている。このほか読者の投稿イラスト記事が2ページと
大里玩具のミンメイ人形ニ種(リカちゃん人形様のもの、セーラー風と決戦ステージ仕様)
が紹介されている。この本ではこの時点で84年の劇場版の製作が決定したと
報道されている。マクロス記事はここまでなんだけど、本号のキモは
美樹本晴彦氏と細野不二彦氏と松田聖子嬢の対面記事。3ページにわたるこの
カラー記事は対談でもなくなにかのタイアップ記事でもなく、ただぬえの
2人がファンだというだけで松田聖子に会いに行くというとんでもない企画。
両氏ともツーショット写真でひたすらに笑っておりますが聖子のほうは
心なし引きつった様子で、危険な香り。これが聖子じゃなくて後の
西村知美であれば大喜びだったんだろうなあ。
あと、ゴーバリアンの変型過程の設定画が載ってます。
(なんだかゴーバリアンの本編が見たくなって来たよ。)


83/10 47号

*表紙は「クリーミーマミ」(最近パパイヤ鈴木がバラエティー番組で連呼してたんだけど

なんだったんだろう?)巻頭からキュロットパンツ姿の飯島真理嬢の綴じ込みポスター。
(まるっきり子供ですな、こりゃ。)本誌中盤にも飯島真理嬢のディズニーランド探訪記の
特集有り。マクロスそのものの特集は巻頭カラー8ページ。劇場版へのおさらいとして
TVシリーズのハイライト名場面集と井上明プロデューサーへのインタビューの記事。
ミンメイのグラビアと模型プレゼント記事も入っている。ちょっと合間で中だるみかな?
このほか後半にむけてオーガスの特集記事あり。

83/11 48号

*表紙は「伊賀のカバ丸」。マクロスは4ページの特集。映画化が決定して
石黒昇氏へのインタビューと飯島真理嬢のコンサートレポート。
まだなんにも情報がないのでTV版の画像がちらほら載ってるだけです。
特記事項は特になし。あえていえばルパン三世P3の記事で
「ルパンよ原点に帰れ!がパート3の合い言葉」っていうのがこの本のキモかも
しれません。ほかにはオーガスの記事とかも載ってます。

83/12は未入手

84/1 50号

*表紙は「ウラシマン」 巻頭グラビアは美樹本氏の書き下ろし図版と
レコードジャケット用図版など16ページで結構豪華。
本誌特集はカラー4ページでキャラ別にTV版のベストシーンを回想しながら
映画版を期待する企画。特記事項はありません。まあ巻頭グラビアだけで満足です。

84/2 51号

*表紙は「さすがの猿飛」 ええっと、映画情報ってことで放送後もずっと特集の
続いてるマクロスなんですが、映画の画像や資料はまだ入ってこないため
ココに来てネタ切れとなったらしく、(他誌もこのへんでどこもえらいことになってます。)
本誌では「ファンタズム2」と題して6ページのパロディー企画を展開しております。
その内容はというとTVから抜きだした画像を挿し絵にして「マクロスの映画化にあたって
グローバル艦長が監督を名乗り出て、マイクロフトをプロデューサーに、
ヒロインのコンテストをおっぱじめたり、キャストの募集をしたりで輝以下、
関係者が右往左往する」というものでジアニメらしい同人誌的なものになっております。
同時期に架空の手相で占いをやったマイアニメやタロットまがいのカード付録のアニメディアに
比べるとファン向けの微笑ましいと言えましょう。ある意味でジアニメの真骨頂がここに
あります。このほかこの号ではCGアニメとしてパソによるドット絵の解説記事、流れで
レンズマンのCGの記事なんかが載ってます。

84/3 52号

*表紙は「少年ケニア」付録はオーガスのポスターと「超時空要塞マクロス
インフォメーションBOOK」となっているのだが、実際に付属しているのは
「超時空要塞マクロスオールTVシリーズ図鑑」というもの。
内容は若干のフィルムストーリー(カラー)と若干の設定資料と
巻末にカセットレーベルを含む内容。別段特記事項は無いが、
カセットレーベルにランサーの図版が入っていたり、ミンメイの伯母(きのこ頭)が抜き出し
で入っていたりで変にいかしてる。本誌はカラー6ページの特集で
前号に引き続き、TV本編のシーンをコラージュしたパロディー企画になっている。
内容は「巨人西部警察」と題して、マフィアの幹部(ロイフォッカー)が殺され、
その犯人(マフィアMのチンピラ=輝)を巨人達(ブリタイ以下、カムジン等のゼントラン)が
運営する巨人の警察署(のうてんき署)が追うストーリー。
同じく輝を追うマフィアグループ「M」(ボスはグローバル、その情婦が未沙。)の殺し屋K
(カイフン)が乱入して三つどもえの戦いが展開する。ちなみにミンメイは輝の
情婦で、輝はミンメイのヒモとなっている。
さてこれだけなら前号と同様、同人ネタのお笑い企画なのだが、
この脚本を書いたのが石黒昇氏なもんで、オフィシャルなパロディーといいますか、
えらいことになっております。いっしょに石黒氏のインタビュー記事も載っていて、
ほんとはミンメイの水着図版があるから風俗営業で働いてる事にしたかったそうな。
なお次号の担当者は松崎健一氏との予告有り。
また、同様に幾つかのTV画面の抜き出しを使ったパロディーストーリーの 募集がついていて読者から力作を募っております。発表は5月号。

84/4 53号

*表紙は「バイファム」 引き続いてマクロス映画情報となっていますが、
ミンメイの新設定の衣裳が小さく載っているだけでその実体は前々号と同様の
パロディー小説7ページ(TV版の画像入り)で、今回はマクロスキャラを
「うる星やつら」キャラに見立ててあったりオーガスネタが入っていたりで
むちゃむちゃなお話が展開する丸っきり同人誌ネタとなっております。
しかも脚本は松崎健一氏で前号同様オフィシャルなパロディーになってます、はい。 このままこのシフトで公開まで行ってしまうのか?ジアニメ。

84/5 54号

*表紙は「エルガイム」 やっとこさっとこ劇場版の情報が解禁になったらしく
普通の特集。カラー5ページで新設定のキャラ絵が載っている。3月号で募集した
読者投稿のパロディーの入選発表有り。これとは別に飯島真理嬢の特集が2ページ有り。
このほかサザンクロスの特集記事が載ってたりしますが、まあどうでもよろしい。

84/6 55号

*表紙は「ゴーグ」 前号同様の普通の劇場版情報7ページ。新主題歌の楽譜が載ってるのと
飯島真理嬢のイベントレポート(美樹本氏とのツーショット有り。)が特記事項か。
うーん至って普通です。

84/7 56号

*表紙は「サザンクロス(水着)」 本誌のマクロス記事はカラー7ページで、
予告編の映像とゼントラメカとキャラの色見本入り。加えてアフレコ風景の
レポートの記事有り。青い風担当の外タレ2人の写真なんかが載ってます。
そいでもってジェフリースミスってなんの人なんでしょうか?


84/8 57号

*表紙は「ガラスの仮面」 付録は「超時空要塞マクロス劇場板パンフレット」と
あるが実際に付属しているのは「超時空要塞マクロス劇場用ALL GUIDE BOOK」
(この本、表紙の表記と付録や中の記事が合致しないことが多し。)
中身は本編抜き出し画像とカラー/線画の設定資料なんだけど、
情報が絞られてるのか、ごく一部のみ。(バルキリーはVT-1しか載ってません。)
本誌にはマクロスの記事がないし、どうやら本誌用の記事を付録にしたみたい。
なんか拍子抜け。

このほかの記事では打ち切りになった「ガルビオン」の未放映部分の内容を
インタビューで考察するとかやってます。はい。



84/9 58号

*表紙は「バイファム」 マクロスネタは劇場版公開後のおさらい記事4ページ。
特記事項は特になし。普通の記事です。このほかこの号アダルトアニメの歴史の
記事として「くりいむレモン」を紹介。読み手の要求に忠実な雑誌ですはい。

84/10 59号

*表紙は「エルガイム」 劇場公開も終わり、巻頭に飯島真理嬢のピンナップが
あるだけで、マクロスの記事は人気アニメのメカ特集で1ページ紹介

(内容もおざなりなので資料になりません。動画まで混じってるし。)されているのみ、
そのほか見どころは「サザンクロスついにラストシーン!」、、、って22話だから打ち切りじゃんかさ。
その隣で「ルパン三世P3放送延長決定!」って人気あったのか?あれ。

84/11 60号

*表紙は「幻夢戦記レダ」もういいかげん旬が過ぎたのでマクロス特集は無し、、、、、
と思っていたら河森氏のインタビューが4ページ載っていて、劇場版の総括を話されてます。
以下に面白い発言を書き出し。

(劇場版終了後の休みは)「(原田知世の映画の撮影を見る為に)
ニューカレドニアに入って来ました。」(映画:天国に一番近い島)

「劇場版は(自己採点で)40点。」

「(劇場版の)ミンメイのキャラクターを扱い易いものにしたのは正直、不満です。」

「(劇場版マクロス第二弾)はやってみないかといわれるが正直気が進まない。」

などなど。

84/12 61号

*表紙は「ノーラ」 さすがにマクロス記事はありませんが、アニメーター対談として、
 「いのまたむつみVS美樹本晴彦」/「出渕裕VS河森正治」が載ってます。
「出渕裕VS河森正治」は途中でとりみき氏とゆうきまさみ氏が乱入する豪華さで、
対談の内容も両者が同時期に意識なしにほぼ同じ形のメカ設定(リガード)を
想起した話なんかが載ってます。

85/1 62号

*表紙は「メガゾーン23」 マクロス記事はありませんが白黒記事で
板野一郎のインタビュー有り。ふー。


だいたいマクロス絡みの記事があるのはここまでです。御苦労さまでした。
未入手分も手に入り次第紹介の予定、以下続行。





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