ここまで書いてきて、私は博多と福岡の両方の名前書いてる。
本当は福岡と博多は多少意味合いが違うのだが、皆、適当に使い分けてるようだ。
福岡といえば、福岡県であったり福岡市であったり。
博多といえばいわゆる昔の商人町(特定の地域)のことであったり、
福岡市の愛称のように使われたり。詳しく説明は私もできないけど、
とにかく「博多」はとても広く簡単に使われている。
福岡産のものにはよく「博多」という名称がつく。
そのほうが全国的にも分かりやすいし、特に食品なんかは響きが良く、印象もいい。
「博多にっき」も「福岡にっき」にしなかったのは、博多という言葉が好きだから。
博多という字には土地文化の香りがする。祭りや特産品なんかを彷彿させる、
イメージが膨らむ名前だ。
人に説明するときも「博多」のほうが分かりやすい。
「どこの出身ですか?」と聞かれたら、「博多です」と答える。すると、
「博多ですかぁ、いいですね。食べ物も美味しいし。」
とだいたい90%近く答えが返ってくる。
「福岡です」と言うと、「福岡っていうと・・・」だったりする。で、「博多です」と付け加えると、
「博多ですか!いいですねー」という具合になる。
私を含めて、意外とみんな日本のことを知らないのだ。
福岡を「博多」と称すると、だいたい「食べ物」の反応が返ってくる。
確かに食べ物は美味しい。でも、もっといいのは、住みやすさ。物価も比較的安いし、
狭い街なので移動も楽だ。大都会に出て行かなくても、だいたいの物は手に入る。
車で走れば、日帰りで温泉も可能だ。都会と田舎が丁度良くミックスされた場所なのだ。
単身赴任のお父さんが、赴任先に福岡を希望する理由はこの全てにあるのかもしれない。
それと夜の赤ちょうちんと歓楽街で有名な中州も「おいで おいで」と呼んでるのかもね。
広範囲で使われる「博多」という言葉。
ときどき信じられない間違いを見る。テレビなんかで「博多市」と放送されることがあるのだ。
そんなときは声を上げてテレビに言う。
「それ、違うやろ〜〜〜。なんしよーとー。」
細かいことを言うと、武田鉄也も「あんた、ほんとの博多じゃないやろ」ってことにもなるけど、
こんなことは福岡以外の人に言っても仕方ないので、まぁよしとしよう。
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