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『 博多にっき 』
― ファンキーやけん、博多たい!! ―

遠方より友きたるの巻

平成9年8月15日〜17日


<第二章:オフ会の幕開け>

 hypさんが車で到着。私達はさっそく、昼食をとることにした。 さて・・
どこで食べる?? 福岡ってそんなに田舎じゃないけど、観光地でもないから
人を案内するのはいつも苦労する。これといって、見るところのない街だ。
hypさんの提案で、”百道”の方へ行くことになった。ももちといえば、福岡
ドームがある場所。まわりには、最近綺麗な建物が増えて、レストランなんかも
出来ている。しかし、さすがお盆中だけあって人が多い。すこし待たされてから、
食事の席についた。


左から まいち、まさ、GESO、かな
まさ..実は、恥ずかしそうにしている。

 私は今回のオフ会ではhypさんの隣に座るのだけは避けよう!と決意してい
た。なぜかって? お酒が入ると、オシャレ男hypさんは天下無敵のスーパー
モードに切り替わるのだ。そんなもん、怖くて近寄れないっ! 何より、hyp
さんはビールが好き。以前のオフ会で無敵になったhypさんに私はこてんぱん
にされたのだった。あの優しい微笑みの下に実は、悪魔の微笑みが隠れているの
だっ!でも、hypさんは記憶が薄く、よく覚えてないという・・なんてお得な
性格。 私・・お嫁に行けないかもしれない・・。

 私はhypさんの席から遠い場所に座ることができた。まさとまいちもやっと
落ち着いて座ることができただろう。空気も和んでいい感じ。 私達は普通どおり
に食事を始めた。そんな中でただ一人、奇声を発する男がいた。 まさだ。 妙に
興奮しているし、口数も多くなってきていた。

まさ「おぉーーっつ!これぞ、日本の味やぁっ!
  うっまいなぁ!やっぱ、うまい わぁ!」 

一同「へぇーーーっ・・・」

まさ「アメリカはまずいんですわぁ。
  あんなんあいつらよう食うなぁて思いますよぉ!」

一同「ピザとか、そっちが本場って感じするけどね。」

まさいや、やっぱ日本のは日本人に合わせて味つけてるからね。
  こっちがええですわぁいやぁ、うまいっ!ほんま、うまいっ!

もう、ええっちゅうねんっ! というくらいまさは「うまい」を連発し続けた。
私たちも、まさのアメリカでの食生活の話を聞きながら、楽しく食事を進めた。
hypさん・・ビールは今日も快調みたい。気を付けようぅ・・・。

 お腹もいっぱいになって、さて次はどこへ行こうか? 最近できた、博多の新名
所「キャナル・シティ」にでも行くか・・。何が名所なんかわからんが、ちょっ
と行ってみようかぁ!・・・・でも、ここもお盆で人が押し寄せ、車を止める場
所もないほど。私たちは”キャナル”をあきらめて「ベイサイド・プレイス」に
行くことにした。 いつも思うが、なんともこっぱずかしい、ネーミングだ。

 ”ベイサイド”も人は多かった。それでも、車は駐車できたし、椅子にも座れ
た。ついさっき食事したのに私はアイスクリームなんぞを食べて、hypさんや
まさはビールをまた飲んでいた。この”ベイサイド”には円筒形の大きな水槽が
あり、ここの「売り」になっている。 いろんなお魚が泳いでいるのを、みんなぼ
んやり見つめているのだ。 hypさんは実は磯釣りという意外に男らしい趣味を
もっていて、お魚ちゃんを見ると血が騒ぐらしい。みんなと熱い語らいが始まっ
ていた。なんか男同士って感じ。


ベイサイドの水槽の前で 手前から、hyp、まいち、まさ 「あの魚旨そうでんなぁ...」byまさ

 それから私たちはhypさんの美容室へと向かった。ちょっとここでNET遊
びでもして、6時からのモツ鍋会のヒマをつぶそうというわけだ。 ここでは、
JAVAの使い方をまいちがhypさんに伝授。またまた、hypさんのイタズ
ラ心に火をつけてしまった。 hypさんは気前よく、赤のスパークリングワイン
を出してくれた。うっしっし・・。 これは結構、おいしかった。みんながNET
で遊んでるうちに私はせっせといただいた。 そしてNET裏話にも花が咲き、普
段はなかなかNET上では話せない事情や情報などをみんなで話した。


hyp & まいち

 それぞれ、好き勝手に書き込みをして、hypさんは酔った勢いで、とある女
性のbbs
に おゲレツな言葉をまさやまいち、私にGESO・・の名前で書いてし
まった。うーーーん・・・すでに、天下無敵モードに切り替わっていたのか。
ちょっと、まさやまいちもhypさんのパワーに驚いたようだった。しかし、同
時に二人はhypさんをいたく気に入ったようでもあった。
類は友を呼ぶ・・・・。


BBS悪戯書き込み

 そのころ、私は美容室の鏡と対面していた。あまりの暑さに化粧は浮きまくっ
ている。や、やばいやん! でも、ファンデーションをこの上から塗ることはでき
ない。顔も洗えない・・・。ええーーぃっ! 私はもっていたウエットティッシュ
で顔を拭き、ファンデーションを落としてしまった・・・。すっぴん・・・。
ちょっと不安になってフィニッシングパウダーで顔をおさえる。
・・・すっぴん・・。ちぇっ!

 6時近くなってきた。そろそろ、出かけようか。NOROちゃんまっきに連
絡を入れる。 NOROちゃんは家まで迎えに行く。まっきはどうやら、少し、
遅れてくるらしい。 hypさんがモツ鍋ルックに着替えるため、まずはhypさ
ん宅へ。モツ鍋の後は、もっちゃんに会いにMEDIAへ向かう予定。そこで、まさの
服装が問題となった。 まさは家出ルック。短パンにサンダルだった。MEDIAは短
パンもサンダルも禁止なのだ。 そこで、まさもお着替えすることに・・。車のな
かでTシャツとジーンズに変身。 付け加えるとパンツもはいた。なんと、彼は短
パンの下にパンツをはいてなかったのだ。

まさ「そんなもん、当たり前やろっ!」

どこが当たり前なんじゃいっ! はよ、いわんかいっ!!
hypさん、まさの変身終了。NOROちゃんを拾ってモツ鍋屋さんへ向かった。

NORO「お姉ちゃん、今日は綺麗やねぇ・・。
    どう?お見合いは?どっちがよさそう?」

この娘はうれしそうに笑っている。だから、化粧はほとんど落ちてるんだってば!
あんまりこっちを見るなよ・・
そんなにどっちかに決めさせたいんかぁぁぁーーっ!

男よりも、モツ食べようっと!



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