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『 博多にっき 』
― ファンキーやけん、博多たい!! ―


しっちゃかめっちゃか怒濤の1年間の巻

平成10年3月吉日〜平成10年12月末日


<第八章 パリへ飛べ!>平成10年11月27日〜12月2日


 日本テレコムから白い大きな封筒が届いた。何だろう??
切ってみると、パリ旅行?当選?・・・
表や広告のようなものも入っていて、また大袈裟な封筒で宣伝するもんだ、と思ってたら、
どうやら本当に旅行が当たったらしい。

用心深い私は信じなかった・・これは裏があるかも?騙されてるかも〜?
「このサービスに加入したら・・」とか、どっかに書いてあるんじゃないの?
それとも、テレコムとかいって実はそれも真っ赤なウソだったりして・・・。
だって、パリ旅行なんて応募した覚えないもん!
詳しく読んでいくと、いっぱいテレコム使った人を自動的に抽選したという。
でも信じない私はテレコムへ電話をした。すると・・・

本当に当たってたのだっ!うそみたいっ!

しかし、これはダンナさんが当たったのであって、私が当たったのではない。
無料ご招待はたった一人。同伴者は10万円で行けるという。う〜ん。
結局、可哀想なダンナさんはお仕事で旅行を断念した。権利を譲り受けることが
できるのは同居人の私だけ。
「行っておいでよ。」という優しい言葉を恨めしそうな顔で彼は言った。
うう・・優しいのね。KENちゃんありがとう!もう、ぶちゅ〜(今、ここでお礼しとこ)
でもさ、テレコムの抽選は遠距離を多く使った人がその対象になるのよ。時期的にいって
その遠距離電話の相手は私なのよね。ということは、私のお陰ってこともあるんだしぃ。

これは当然っ!大手を振ってパリへ行っていいってことよね。ね、ね、ね〜。

鬼、悪魔?何とでもお言い〜〜〜〜〜〜! ぐははっ!

 一人でパリへ行くのもなんだし、私は母と義姉も一緒に誘った。
これで女3人での海外旅行が決定。ツアーだから、特に心配することもないし、さぁ準備!
結婚したのでパスポートも作り替え、小さいスーツケースも買って・・・。
とうとう旅行の当日がやってきた。私は海外・・当然、関空から出発だと思っていたのだが、
伊丹の空港からだった。そこから成田空港まで行くのである。考えるだけでも、しんどーい。

私の家から電車で難波まで出て、そこから空港行きのバスに乗って伊丹まで・・・
お陰でとんでもなく早起きをさせられた。私の身体は午前11時過ぎからじゃないと
活動しないというのに・・。あへ。
まだ暗い中、ゴロゴロとスーツケースを押して、電車に乗った。
電車では皆、私を不思議そうな顔で見ている。きっと、誰も私が伊丹に行くなんて思ってないん
だろうな。「関空は反対方向なのに・・」ときっと思ってるんだろうな。

「知ってるよ、そんなこと!でも、わざわざ伊丹に行かなきゃいけないんだよ〜!」

と、心で叫びつつ、「私を見るな!」と背中で語りつつ、
私は電車の窓からまだ薄暗い空を眺めた。

・・・考えてみれば、まわりは皆通勤者。私はこれから海外旅行。ふっ、働き蜂め・・。
「あたしってば、今からパリぃ〜」とか叫んじゃおーかなぁ〜。あーああっ、眠たい。

 私は難波からバスに乗り、伊丹の空港へ行った。指定された集合場所へ行って受付を
済ませた。
が・・待ち時間が長い。ここまできて、あと1時間ここで待てというのか?
一体何のためにこんなに早起きしたっていうのよ!遅い奴はおいてけ〜っ!
私はとってもご機嫌斜めであった。
いよいよ、飛行機に乗って成田へ。到着してすぐに母達とも合流できた。
なんだか少しホッとした。
成田・・久しぶりだなぁ。平成7年以来だなぁ。相変わらず、人が多い。
ここでテレコムツアーの人達が全て集合し、AとBのグループに分けられた。
添乗員の言ってることはもどかしくって、さっぱり分からない。わかった、わかったとにかく、
1時間半後にここに集合ね。はぁ・・1時間半もどうやってヒマつぶす?
海外旅行ってこの時間のロスがたまらんよね。それもツアーだから、イヤってほど
余裕とってる。
こんなことなら、もっとゆっくり寝て、関空から来れば良かったじゃないの。ほんに、もう!
私たち女3人はボケーっと時間が過ぎるのを待った。行きたくないトイレにも行った。
やっと、集合時間。でも、あくまで集合時間であってフライト時間まではまだまだあるのだ。
添乗員の話も上の空。心はすでにパリへ飛んでいた。
びゅ〜んっ! おふらんす!



<第九章 フレンチ・ライフ(1)>平成10年11月27日〜12月2日


 分かっていたが、びゅんっ!とはフランスには行けないのである。
長い長い飛行時間だった。思い出しても疲れる・・。JALは早くゲームを導入しなさい。

 さて、私達は無事にフランスに到着した。あいにくの雨でかなり寒かった。
どうりでこの時期は旅費が安いはずだ。と、お金を出してもないくせに思ったりした。
私が到着したのは、シャルル・ド・ゴール空港。外は雨模様で夕方なのに真っ暗。
はーっと息を吐くと白い。早く、ホテルに行ってゆっくりしたい・・という気持ちとは
裏腹にホテル行きのバスはいっこうに発車しない。ガイドさんの自己紹介を延々と聞き、 
やっと出発と思ったら、今度は渋滞に巻き込まれた。ガイドさんもいつの間にか黙って
しまった。バスの中は疲れて眠ってしまった人の寝息が、すーすーと響いてきた。
女同士のお喋りもだんだん疲れてきたなぁ・・雨で外の景色もわからないし・・。
 疲れ果てて居眠りをしそうになった頃、やっとホテルに辿り着いた。
「ホテル ソフィテル パリ フォーラム リブ ゴーシュ」という長ーい名前。
うん、まぁ普通のホテル。部屋もまぁまぁ・・。
これ、全部タダなんだから文句は言うまい。
夕食もそこそこに今日はおやすみなさーい。ばたん、ぐびび〜〜。

 食事は朝だけついている。ぼんやりしてたら、危うく朝食を食べ損なうとこだった。
食事の内容は、いわゆるモーニング。それにヨーグルトやフルーツがついていて、
食べ放題になっている。長旅の疲れが抜けないが、パンが美味しくて、ついつい
食べ過ぎてしまった。
 さて、いよいよ私のフレンチ・ライフ1日目。今日は半日市内観光だ。
パリの観光名所をザザ〜ッとバスで観て回るのだ。
ほとんどが車窓から・・ま、これもタダだから、まぁ、いいか。


霧にかすむエッフェル塔

それにしても、今日も天気が悪い。エッフェル塔なんて霧がかかって、よく見えない。
コンコルド広場にシャンゼリゼ通りなどを回り、最後はノートルダム寺院
ここは中に入ってじっくりと見学。とはいえ、さすが観光地。人でいっぱい。
せっかくのステンドグラスも、天気が悪いのでいまいち見えが悪い。
それに、外壁は補修工事のために、全部を見ることはできなかった。
お天気が良かったら、きっと綺麗なんだろうなぁ。残念。

 この後、オプショナルツアーに参加する人以外はここで解散となった。
なんだか、いきなりこんな場所で放り出されて・・大丈夫かなぁ・・?
とにかく寒いので、どこかへ行こうということになった。
それに、トイレにも行きたい。・・・そうだ!デパートに行こう !
地図を頼りにデパートに辿り着いた。母を置いて、義姉と一緒にトイレ探しへ。
しかし、さすがフランス。英語が通用しない。仕方ないので本を片手に
フランス語で尋ねると・・どうやら上の階にあるらしい。しかし、見つからない。
こんなことってあるんだろうか?たかがトイレが見つからないなんて!

『トイレがなぁ〜い!』

外の寒さに比べて、デパート内は暖房が暑いほどにきいている。汗をかきかき
ひたすら、トイレ探し・・・やっと見つけて用を済ませたのはいいが、
『あれ?どっから来たっけ?』
私達は紳士服のコーナーから移動してきた。・・が、紳士服コーナーがないっ!
私と義姉は焦った。母のことが心配だったのだ。
フランス人のあほ!英語くらい勉強しとけっ!と、自分のことは思いっきり棚に
あげて、走り回った・・そして、日本人を見つけた! 神の助け!!
運良く、日本人の従業員に出会えたお陰で、元の場所に戻れた。
どうやら私達は、別館に移動してしまっていたようだ。
その頃、母は心配して、フランス人従業員に英語?で一生懸命話しかけていた。すまん!
 
 さぁ、これからどこに行こうか?え?デパート?買い物?そんなもん、金持ちの
することよ〜。トイレ借りただけ。でも、ちゃんとチップ置いてきましたよ。
もう一つの目的は、デパートのディスプレーを観ること。
これがとても可愛い。人形達をテーマごとに並べて手足はピアノ線みたいなもので
つって、自由に動くようにしているのだ。音楽に合わせて人形達が色んな動作をしてくれる。
これに子供達は夢中で、ガラスに張り付いてじっと見つめていた。
その横で私達も、人形を見つめていた。

 それから、私達は小雨が降る中を散歩して回った。オペラ座(オペラ・ガルニエ)の前
まで歩き、母が人から頼まれたという財布をDUTY FREEで購入した。
もう、お昼はとっくに過ぎていたのでお腹はペコペコになっていたが、どの店に入って
いいのやら・・店の前のメニューを見ても・・分かるわけもなし。
また雨も降り出してきた。早く決めなくちゃ!・・・迷ったあげく、ある店に飛び込んだ。
そこは片言の日本語を喋る人がいて、ちょっと安心した。
それでも、メニュー内容がよく分からなかったので、セットになっていると思われるものを注文。
出てきたものは・・どれもクリームベースのお味。何食べても、クリーム味。
フランスだから・・といえばそれまでだが、これはかなり辛かった。味も薄味で、
何を食べているんだかよく分からないような状態。
最後はデザート。これは、とっても美味しかった!ケーキ、アイスクリーム、フルーツが
盛りだくさん!でも、ちょっと沢山有りすぎって感じかな、食べるのに苦労しました。


薄いクリーム味ばかり・・

また雨も降り出してきた。
セーヌ川沿いやポン・ヌフ(新橋)を歩いたりしているうち、すっかり疲れてしまった。
明日はルーヴル美術館へ行くことを決めていたので、早めにホテルへ戻ることにした。



<第十章 フレンチ・ライフ(2)>平成10年11月27日〜12月2日


フレンチ・ライフ2日目。今日はルーヴル美術館を中心に、美術館巡りをする。
午前中にルーヴル美術館に行ったが、ピラミッドのような形をした入り口は閉ざされていた。
その前には数人の人達がロープで区切られた通路のようなところに並んでいる。はて?
これは、並んでいるのだろうか?何故、入れないのだろうか?聞きたいのは山々だが、
言葉がわからない。
とりあえず、並んでみた。すると、後ろに瞬く間に行列ができた。いいんだろうか・・(冷や汗)

どうやら間違ってなかったようで、1時間近く待った後、無事に美術館に入館できた。
館内も人が多く、こんなに沢山入って大丈夫?と感じるほど。チケットを買い、いよいよ世界の名品
の待つ場所へと足を踏み入れた。う〜ん。う〜ん。これが、芸術かぁ〜。う〜ん。

でも、確かに迫力はある。わかる気がするかも。
正直なところ、わかるような、わからないような・・・。知らないものが多すぎて、実感が
わかないのだ。

しかし、ルーヴルの広いこと!自分のいる位置がよくわからない。天井を見上げると彫刻や絵画が
施されている。う〜ん、さすが、元宮殿。


建物全体が芸術

回っているうちに、教科書にも載っているような絵画も発見した。本では小さいが、実物は大きい。
『え!こんなに大きかったの!』と感心するやら、驚くやら・・・。
そして、「モナ・リザ」も発見。凄い人だかりだった。彼女と記念撮影する人多数あり。


モナ・リザの周りは人集り

ルーヴルはじっくり見たい。だけど、そんなことをしてたら、時間がいくらあっても足らない。
他にも行きたいところがあるので、お昼過ぎまでルーヴルを堪能。次の美術館へ行くことにした。
いつかまた、ゆっくり見たいな・・。

ルーヴルでかなり歩いたので、ちょっとお茶でも飲みたいな・・と、次の目的地、オランジュリー美術館へ
行く前に『アンジェリーナ』というお店へ。
ここは実は日本で既にチェック済みだったのだ。ここの売り物の特製モンブランがガイド本に
美しく、美味しそうに紹介されていて、私の中ではルーヴルとモンブランはセットになっていた。
店内はやっぱり数人の日本人がいた。ここはかなり繁盛してる様子。すぐにお店の人が席に案内してくれ、
早口の片言日本語で注文を聞いてきた。やっぱり、日本人の観光客が多いんだなぁ・・と実感。
出てきたモンブランは特大!母と義姉は残してしまったが、私は制覇した。美味でした。


フランスは日本よりも甘みが強いみたい

ここでお茶していると、何やら隣の視線を感じる・・・。フッと横を見ると、オジサンが笑っている。
どうやら、私の愛用の「けろけろけろっぴ」のボールペンが気になるらしい。
いいだろ〜!フランスにはないだろ〜!と見せびらかした後、バイバイした。

チュイルリー庭園を横切り、セーヌ川の方へ歩いていくと、オランジュリー美術館
がある。
ここではモネの「睡蓮」の壁画を見るのが目的。地下へおりていくと、「睡蓮」の間が二つあった。
壁は湾曲していて、部屋の中心にはソファが置いてあった。ここに座ると360度「睡蓮」の風景に
囲まれるわけだ。じっと座って壁を見つめる人達の姿がとても印象的だった。
ルーブルでは早かった時間の流れが、ここではゆっくりゆっくりと流れているような気がした。


睡蓮に囲まれて・・

 次に向かうはオルセー美術館。しかし、そろそろ疲れが出てきた。でも、頑張るぞ!
オルセー美術館も凄い人だった。3人で回ってると、どうしても効率よく見ることが出来ない。
それにはぐれない様に気を使うので、余計に疲れるのだ。そこで私は別行動を提案した。
時間と集合場所を決め、一人で出発!・・・が、すでにオーバーヒート気味。
観たような〜観てないような〜・・・ここはまた観にこなきゃダメだな。だははは・・。

 オルセーを出たときには、外は薄暗くなっていた。今日は本当によく歩いたなぁ。
もう、へとへとになってしまったので、ホテルへ帰ることに。
日本でダラダラと生活していたのに、なんでフランスでこうも行動的になれるのか?
大阪じゃ、こんなに動き回る気になれないもんなぁ・・・。
明後日はもう出発なんて、早すぎるよ〜。ベルサイユ宮殿、行ってないよ〜!
帰りたくないよぉ〜
オスカルぅ〜!アンドレぇ〜!




<第十一章 フレンチ・ライフ(3)>平成10年11月27日〜12月2日


フレンチ・ライフ3日目。今日はお土産を買う日。これが一番大変だ。
さて、何にしよう?PARISとか描いたTシャツってわけにもいかないし・・・。頭が痛い。
やっぱりダンナさんには買っておかないといけないし、お小遣いくれた義父にも。
実はもらったお小遣いは車の保険代か何かに消えていて、手元にはなかった。
お義父さん、ごめんなさい。(゚゚)(。。)ペコッ
でも、あなたの息子が使ったんです。だから、許してください。
・・・ということにして、秘密にしとこ。

この悩みは3人一緒だった。私たちは街をうろつき、何かいいもんはないかいな?とさがし回った。
結局、パリで買うことないんじゃない?って思うようなもんを買ったりした。
義妹には必殺子供だまし!とでも言おうか、子供にオモチャを買った。それと、女の子の赤ちゃん用の
肌着。普通のスーパーみたいなとこに、食べ物から衣類から置いてある。そこは意外に安くて、
可愛い子供服があったのだ。なんだか得した気分。
スーパーといえば、私の旅の目的の中には「スーパーでオイシイ物さがし」があった。
私が見つけたものは・・・まず、当然のようにワイン。とにかく安い!そして、まずくない!
それからジャム。フランスのパンが美味しいって話はよく聞くが、ジャムも美味しい!
ただ、ワインもジャムも重量があるので持ち帰るのは結構大変。
そして私の中で一番のヒットだったのが、お肉と野菜の味がぎっしり詰まったスープの素だ。
これは料理にかなり役だった。奥様オススメの一品です。(笑)


美味しいお土産

3人で歩き回ってるうちにお腹も空いてきた。夕食前の中途半端な時間だったので、
どうしようと言っているうちに、疲れがどっと出てきた。
ちょっと休憩しよう、お茶でも飲もうよ!
私たちは近くのカフェへ・・。メニューを見てると、牡蠣があるではないか・・・。
私のパリでの目的に「生牡蠣を食す!」というのもあった。よっし!食べよう!
6個で一皿だったので、とりあえず一皿頼んだ。一人あたり2個食べれば十分でしょう。
運ばれてきた牡蠣は大きかった。「うわ〜大きいね」「一皿で良かったね。」などと曰いながら、
パクリ、パクリ・・・『美味しいぃ!!』
牡蠣ってこんなに美味しかったの?!いや、大袈裟じゃなくって!本当に!
食べ物で感動するってのはそうそうない。でも、この牡蠣は素直に美味なのである。
皿の上には牡蠣の殻だけが残った。アッという間の出来事だった。
「どうする?」「どうしよっか・・」3人は顔を見合わせ・・・追加注文した。
次の皿はじっくり堪能しながら食した。さっきはあまりにも早すぎたから。
「可哀想にね、お兄ちゃんたちは食べれないね」「ほんと、KENちゃん可哀想。くっくっく」
ああ、パリで最高の優越感
この晩、私たちはあまり夕食がすすまなかった。なぜって、まずかったから。
どうしてこう、味に差が出るのか?クリーム味はいただけない。
ああ、海のミルク・・牡蠣をまた食べたい。


フレンチ・ライフ4日目。といきたいとこだが、
もう今日は帰る日。昼には空港へ出発しなくてはいけない。
午前中に行けるところなんて限られてる。さて、どうするか・・。
すると、義姉がどうしても行きたいところがあるという。コンシェルジュリーだ。
かのマリー・アントワネットが死刑台に上るまでの獄中生活を送った場所だ。
義姉はフランスへ行くというので、アントワネットに関する本を読んだらしい。
早速、私たちはそこへ出発。もう、メトロの利用法も慣れたので、すんなり動きがとれる。
コンシェルジュリーは入り口で荷物検査をされ、持ってたお菓子を没収された。
「なんで、お菓子とるのよ〜」と思ったら、冗談だったらしく、すぐに返してくれた。
中にはいると、石畳がひんやりして薄暗い。ちょっと気味が悪い。
歴史資料館のようになっていて、フランス革命を起こした革命家の顔を描いたものが
飾られている。牢屋は当時を再現してあって、中に人形がおいてある。
アントワネットがいた部屋も見ることができた。中にはうつむいたアントワネットがいた。
あまりのんびり見てられないので、ぐるりと一周して外に出た。
う〜シャバの光がまぶしいぜ。って感じでしたねぇ。

さ、そろそろ戻らなくちゃ! 集合時間までにホテルに帰らなくては!
出発は夕方だけど、少し早めにホテルに帰った。しかし、このツアーってのは、なんでも時間に余裕がある。
行きもそうだった。めいっぱい待たされたもんなぁ・・・。もしものときのために早めに? 
でも、むちゃくちゃ長いこと待たないかん。帰りも同じだった。
昼過ぎに集合し、夕方にホテルを出発。空港に着いてからがまた長い!
仕方ないので、お土産買おう!・・と思ったら、このシャルル・ド・ゴール空港ってのは
免税店が非常に少ない。出発の時点で日本で買った方が絶対にいい。特に、女性に細々とした土産を
買わなくてはいけないとき。こういうときは、よく化粧品でごまかす手があるが、ここでは出来ない。
お菓子のほうがまだいいかな。パッケージがフレンチな感じで、値段的にもお土産向き。
私は親戚への土産は空港でお菓子を買って済ませた。
お土産で心残りは・・キャビアかなぁ。
だって私は自他共に認める珍味好き!かなちゃんだもん。
小さい頃から大人の食べ物が大好きだった私。当然、キャビアも好きなのです。
買って帰ろうかなぁって思ったけど、やっぱり高かった。(T_T)
誰か私に食べさせて!

こうして、買い物は終了した。店員のお姉ちゃんたちは片言の日本語で『おいしいですぅ〜』
『いいですぅ〜』『安いですぅ〜』『これどうですぅ〜』
といつまでも迫ってくるが、ノーサンキュー。
だって、もうお金ないんだもん。自分のものなんて、ほとんど何も買えなかったというのに。。。
パリって思った通り、結構物価が高い。ま、どこの国でも観光すればお金はかかるんだろうけど。
お金もなくなって、することもなくなって・・・残ったのは時間だけ。
しかし、まだ飛行機には乗れない。ひたすら待つのみ・・・。
やっぱり、空港に早く来すぎたんじゃないかなぁ。そう思っても、これが団体行動のつらいとこ。
搭乗時間になった頃にはすっかり疲れていた。

さぁ、あとは飛行機で寝るだけ。・・・・でも、疲れてるから、あまり眠れない。
映画を4本くらい観たかなぁ・・。でも、座ってる間はずっと足を曲げてるので、膝から下がだんだん
鬱血してきた。足がパンパンに腫れてズキズキと痛む。膝もなんともいえない痛みが走る。
足を伸ばして眠りたい。エコノミーじゃなくてファーストに乗りたいよぉ〜。
タダでパリへ行っておいて、ワガママと思うかもしれないが、本当に辛かった。

この苦しみを乗り越えて、私はやっと日本へ帰ってきた。
パリもいいけど、やっぱり日本はいいなぁ・・言葉通じるし、ご飯美味しいし!
母と義姉は福岡へ、そして私は大阪へ帰ってきた。
空港には置いて行かれた男が迎えに来てくれた。
『どうだった〜?楽しかった〜?』と聞かれても、疲れ果てて、何を話したらいいかわからない。
美味しい牡蠣を食べたことを思いっきり自慢したかったけど、パワーがない。
へにょへにょになって帰宅したのである。
でも、楽しかったし、またパリへ行きたい。
どうやら、「1年遅れの新婚旅行」はパリにも行くことになりそう。
『僕は行ってない!だから行く!』と張り切ってる
人が約1名ほどいるしぃ〜。(笑)
次はもっともっと色んなコトして、見て、食べて!楽しみたい!

よっしゃ!またパリへ行くじょぉ〜!



<第十二章 もう年末!?>平成10年12月〜12月末日


早いもので、平成10年も残り1ヶ月となった。昨年、12月26日にまごPとKENちゃんと会い、
27日に忘年会して遊んで・・・ついついハメをはずしてしまったことも記憶に新しい。
んで、今年の5月に結婚しちゃったんだよなぁ〜。なんでか・・・。おっと、失言。(汗)
で、結婚してからは周囲は静かになった。私も静かになった。ちょっと、netに飽きてきたって
のもあるけど。。。そう言いながら、「博多にっき」は書いてるが。(笑)
そうして、今年も来ました!関西忘年会の日がぁ!
今年は焼き肉! ふーっふっふふ・・焼き肉、焼き肉ぅ〜。
今年は乱れないように・・・と思ってたら、皆さん、食べることに熱中してて、割と静かでした。
次は飲みに行ったんだけど、ここで問題になったのは!
まごPの女性問題!
ホントにもぉ〜!意味深な笑いをしてぇ!!なかなかボロを出さないんだから!
ぶぅちゃんとラブリーと3人(ML内ML)で攻めたけど、ダメだった。
ちなみにML内MLというのは、
メーリングリストの中でも特別な情報を交換する隠れメーリングリストのことであーる。
特に人の色恋沙汰になると敏感に反応する、とってもいやらしい仲間なのである。でも、楽しい。
こうしてまごPと遊んでいたら、あっという間に時間は過ぎていった。
電車がなくなる前に私たち夫婦は帰宅した。
今年の忘年会は何事もなく終了した。

クリスマスも過ぎ、新年が近づいてきた。街はすっかり正月気分!なんだろうと思う。
街中にほとんど出ないから、さっぱりわからんなぁ〜
それよりも、私にとって重要なのは、正月のおせちをどうするか・・ということ。
まずは重箱を買ってきた。中に入れるものは?・・・本を買ってきたし、取りあえず、作ってみようかな。
困るのは、九州と関西では味が違うこと。それに本なんかにあるのは、関東風のものが多い。
親が食べるとなると、ちょっと慎重になってしまう。
色々と考えたけど、結局は自分が美味しいと思うものを作るしかないと判断した。
だって、どうせ家によって味は色々違うんだし。食べなかったら、私が食べるさ!!
こうして初めてのおせち作りにトライした。
年末行事の一つ、年越しそば!これを実家で食べるというので、そばを買って実家へ帰った。
そばを食べたら、また家に戻ってきて「おせち」の最終仕上げ。
我ながらよくやるよなぁ〜。うん、エライエライ!しかし・・・眠いぞ。
朝になったら、また実家へ行かなくちゃ。で、お雑煮作らなくちゃ・・・。
「おせち」は出来た。もう、今年が終わっちゃったなぁ
本当に最後の最後まで、どたばたした一年だった。ちょっとムリしすぎたかな・・。ぱふぱふ。






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