GT選手権 in ツインリンク茂木
観戦レポート その1
10月24日、ツインリンク茂木でGT選手権の最終戦に行ってきました。このツインリンク茂木は、国内
で唯一のオーバルコース(大きな楕円形の高速コース)と、従来型のロードコースの2つを持ったサーキットです。
GT選手権はロードコースで開催されます。ロードコースの特徴は様々なコーナーがうまく配置されていて、
かなりテクニカルなコースになっています。そのため、途中で抜くことが困難であり、またGT300クラスと500クラス
の混戦レースのため、周回遅れの車なども避けなければならず、予選順位
やドライバーの技能がレース模様に大きく反映してきます。また、ストレートが短いために、パワーよりも
総合的な性能が重要になってくるので、どのチームも非常に均衡した走りになってきます。
またこの最終戦で現在ランキングトップのE.コマス選手が4位以上をとれば、チャンピオンが決定するだけに、
白熱したレースになることを期待し、茂木へ・・・
↑ツインリンクモテギの風景
午後1時30分、各車がグリッドに着くが、ここでNo.71 シグマテック911がウォームアップでエンジントラブルが発生、
決勝には間に合わない。さらにNo.86 BPアペックスKRAFTトレノはブレーキトラブル、No.39 デンソーサードスープラGTは
グリッドに着いたがエキゾースト(排気管)にトラブルを抱え、両者は不安のスタートとなり、特に土屋圭一選手の乗るスープラ
は好きなチームの1つだっただけにショック(T^T
そしていよいよメインレースのスタート!フォーメーションラップを終え、全車が一斉にローリングスタート。
ポールスタートのNo.36 カストロール・トムス・スープラ(黒澤琢弥)は順調なスタートをし、2番手には予選2位
のNo.16 Castrol無限NSX、3番手には、スタート直後の混戦を抜け出した予選5位のNo.6 ESSO Tiger Supra(野田英樹)
という形。またNo.39 デンソーサードスープラGT(影山正彦)も6番手と順位を一つ上げ喜んだのもつかの間、
スタート直前のエキゾーストの亀裂が十分に修理出来ていなく、結局4週でリタイア・・・。
レーススタートした瞬間
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