我が家に来る野鳥           趣味のページ 目次   HOME  

 家の庭に来る小鳥達をご紹介します。
 神奈川の市街地にもまだ野鳥はたくさんいます。
 家に来る鳥すべてをご紹介できないのが残念ですが、
 窓から声が聞こえるとカメラを取りに走るそんなふうにして写した鳥たちです。
アニメをクリックすると鳴き声が聞けます。(MP3形式です。)
 聞き終わったら、×で閉じてください。

メジロ(メジロ科)]  
目の周りの白いすずめより少し小さく、丸みをおびた身体の
モスグリーンがきれいな鳥です。 甲高いチーという声で鳴くものが
多く、繁殖期のさえずりの頃には山にあがり始めるので、なかなか
さえずりを聞くことができません。
でも、先日、高らかにさえずるものが庭にやってきました。
とても美しい声で、しばらく聞きほれてしまいました。
目白押しという言葉の語源になっているのはメジロが枝に押し合う
ようにとまることですが、現実にそんなふうにとまっている姿を最近
になって初めて見ました。押し合いへしあいではなく二羽が仲むつ
まじく身体を寄せ合っていたのですがあまりに仲良しで見ている方が
ちょっと照れました。
下右はすずめと交代で水浴びに来たところ。大きさが比較できますね。

     メジロオシ

ヒヨドリ(ヒヨドリ科)]  
  ピラカンサを食べるヒヨドリ  
泣き声のにぎやかな鳩よりふた周りくらい小さいぼさぼさ頭の鳥。
秋が深まると、ピラカンサの実を食べにきます。
 春は花の蜜を吸うのに適さないくちばしなのに、ウメの花の蜜を
吸おうとして、花をみんな散らしてしまいます。 
 餌台の果物も独り占めしようと、メジロやシジュウカラを追い出して
しまう、ちょっと意地悪(?)な鳥ですが、人に対してはかなり臆病です。       
ジョウビタキ(ヒタキ科ツグミ亜科)]  
     

背中と胸元のオレンジがとてもきれいなかわいらしい鳥。
左がオス、右がメスです。我が家にはなぜかメスしか来てくれませんでしたが今年待望のオスがやってきました。うれしい!
オスは頭が白っぽく、雌雄とも紋付をつけたような翼の白い模様が目立ちます。
冬鳥で10月頃アジア東部から渡ってきます。
笛を吹くような、歯切れのいい澄んだ声でヒッ ヒッ と鳴きます。
小さい秋見つけたの歌詞にある「呼んでる口笛モズの声」は
実は同じように木の梢に停まって尾を上下することから
モズとジョウビタキを間違えたのでは…と私は勝手に思っているのですが。春にはシベリアに向かいます。
 
 さえずるジョウビタキ             
               
ツグミ(ヒタキ科ツグミ亜科)]  

全長24cmムクドリくらいの大きさ
お腹の白さと、その周辺の鷹を思わせる模様がきれいです。
秋になるとシベリアから日本に渡ってきます。
我が家には1月くらいにならないとやって来ません。土の中の虫を食べるので庭をときどき歩いています。ダルマさんがころんだ。の遊びのように、少し歩いては 立ち止まって胸をはる独特のポーズも魅力

   だるまさんが              転んだ!


ムクドリ(ムクドリ科)]  
畑などに群れをなしている くちばしと足がオレンジ色した
ひよどりを丸くしたような鳥です。
我が家の近くの送電線に夕方になるといくつもの群れが
やってきますが、大きな群れになったところで 暗くなる前に
どこかねぐらへ行って しまいます。
ミミズなどを食べるので歩いている姿を多く見かけます。

虫をつつくムクドリ

シジュウカラ(シジュウカラ科)]  

この子は幼鳥なので羽根や頭の色が灰色で
模様も鮮明に出ていないし、クチバシも少し黄色です。
5月下旬頃、数羽でやってきて、ニイニイニイというような
声で親鳥に餌を催促します。
ほほのしろい、すこし緑がかった背と、肩先が青みがかった翼をもつスズメよりひとまわり小さな鳥でツツピーツツピーと甲高く鳴きます。
 梅や楓の木にやってきて虫を食べてくれます。
身近な鳥ですが、なかなか綺麗で好きな鳥です。喉から腹にかけての線(通称ネクタイ)が細いのが雌(右上写真)太いのが雄(右下写真)です。
シジュウカラの子育て観察日記05年 
シジュウカラの子育て観察日記08年 も併せてご覧ください。

     虫?を食べるシジュウカラ


この
写真は、庭を歩いて巣材を集めている様子。
メスがこうして集めている間、オスはすぐ上の木の枝で
見張っていました。
犬の毛を集めたり、硬式テニスのボールの毛をむしって
いくことも。

 

 

 左の写真は 親の水浴びを興味深く見る幼鳥

 

キジバト(ハト科)] 
首に青灰色の班のあることからStreptopelia orientalis(東方の首飾りのあるハト)
 という学名を持ちます。胸から腹にかけては赤みのある淡灰色、翼は赤褐色にさび色のふちどりの
うろこ状の模様。
 仲良くつがいでくることが多いのですが、このときは一羽でしばらく日向ぼっこのように木の上で
のんびりしていました。
 庭を歩いて草や木の実などを食べるほか、電線などに止まってポ−ポ−ククッというように鳴いている姿を
見かけます。
  
  

 

日向でうとうとするキジバト

  

スズメ(ハタオリドリ科]  
一番ポピュラーな鳥。オスメス同色ですが、頬の黒斑はオスの方が少し濃いように思います。
(左写真)
身近にいる割には警戒心が強くて慣れにくい鳥。
かわいい写真が撮れずにいます。
秋冬は群れで行動しまが、3月頃からは繁殖期になるのでつがいで生活しはじめます。


右の写真は水場で水浴びをしているところ。くつろいでいるからか、少しかわいい顔をしています。

7月頃には小雀の姿をみることができます。翼を下にさげて、バタバタとさせ、ピイピイと甘えた声を出しながら親に餌をねだります。身体の色は全体に親よりも薄めで、顔の班も色も薄いので目がクリクリっとかわいく見えます。くちばしも端が黄色くていかにも幼鳥、という感じがします。
 
 
    
餌を取る親を待つ小雀           

  


翼を下げて餌をねだる小雀

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