Nature of Ishigaki
生き物編    photographs by Reico     


竜宮鍾乳洞 
石垣島では鍾乳洞をイザー、アボーなどと呼びます。
ここにはコウモリが生息しています。

石垣島に旅行した折に出会った花や生き物をみなさんにもご紹介したいと思います。     

石垣島は「亜熱帯海洋性気候」で、台風の風の進路にあたるため、熱帯地方からの渡り昆虫も多く生息しています。蝶類は北方系の蝶はモンシロチョウ一種で、その他は沖縄産の76種の土着種と、フィリピンやマレー系に属する迷蝶が石垣島にちなんだ名前をもらったりしています。

[ヤクシマルリシジミ]
シジミ蝶の仲間。本土のシミジチョウより気持ち大きめ。羽を広げた内側がルリ色ですが、閉じるとご覧のとおりグレーです。



[ジャコウアゲハ]
シロオビアゲハにも似ていますが
尾状突起が長いので、おそらくジャコウアゲハでしょう。竹富島で水牛を洗う水たまりに給水にきていました。
微妙に違う紋がみえるでしょうか。恐らくツガイなのだと思います。

[ツマグロヒョウモン メス]
朱色の羽に黒いひょうもんと羽先の黒い部分に走る白帯がきれいな蝶。
オスは名前のとおり、黄色い羽に黒い豹模様です。


[ナミエシロチョウ]
羽を閉じると黄色、開くと白にオレンジの羽先というきれいな蝶です。
ヤエヤマヤシの樹林の中で飛んでいるところを写したので、鮮明でなくてごめんなさい。
  [ヤドカリ]
カビラビーチでみつけたヤドカリ。
歩いた跡がなんとも楽しい。 
 
[ヤマトタマムシ](たぶん)
枯れ木にいた幼虫が羽化したばかりなのでしょうか、全身きれいなエメラルドグリーン。背中に褐色のスジがありませんでした。後姿を捕らえたかったのですが、高い木の上でご覧の写真が精一杯でした。

[ホオグロヤモリ]
丸い目と吸盤のある開いた指が愛らしいヤモリの子。ホテルの部屋の壁で発見。
ハイビスカスの木や電灯のカバー、そして部屋の中の壁と、あちこちに
カタカナの「キ」の字を見つけたら
ヤモリくんです。

[水牛]
1921年に台湾からの移民とともに移入し、田畑の耕作に利用されてきました。現在は、台湾系とともにフィリピン系、インドネシア系の水牛も移入されています。竹富島の水牛車も観光の目玉になっていますね。

   花 編