『光らびた村』PATTAMANGALAM-生活世界=08-04 PR.K.SP.RM. HOUSE 食事の間

  祈りの間の隣には、広いダイニングホールがあります。ここは、普段は休息や就寝の部屋ですが、祭礼の際に数百人のお客をもてなす「食事の空間」となります。

両側の壁に沿って、床に細長いゴザが敷かれ、客人たちはそこに一列(両サイド合計二列)に座ります。すぐさま、各人の前の床にバナナの葉皿が敷かれ、給仕たちが、ご飯やおかず類を次々に盛り付けてくれるのです。食事は列ごとの総入れ替え制。男性が食べてから女性や子供たちが食べます。

 詳しい模様は、拙著『インドを食べる』1986年立風書房刊=183ページのイラストを参照してください。背景はこの絵を使用しています。

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