2007/7月
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  例年ならば7月に入った頃に咲き始めるノウゼンカズラが、今年は6月から咲きはじめた。

20年ほど前から、暑い時期に咲きまくるこの花が気になっている。
遠くから全体を見ても、近くで花だけを見ても、大好きな佇まいなのだ。私のいちばん好きな花である。

喜ばしいことに、S家の庭では、母が手入れをしているノウゼンカズラが、毎年、見事にたくさんの花を咲かせる。


 
 
       

ツル科の植物。
空を目指して昇るように、しかし落ちるように垂れるように咲く。
湧き出したかのようにたくさん咲きまくる。

一昨年、この花の咲きようを描きたいという気になり、描いていたのだが、うまくいかなかった。
今年また挑戦してみたくなり、描いてみる。
花が咲いているうちになんとか形にしたい。
苦労しつつも、ノウゼンカズラに夢中になっていた7月であった。

   
 
       

S家の裏の竹やぶの大部分が伐採されている。父の発案で、竹やぶだった場所を庭園にする計画なのだそうだ。
7月はじめから職人さんが入っている。職人さんの分も昼食を作る。といっても、職人さんの一人は、姉のだんなさん。ポテトサラダが好物だと知っているし、今年はじゃが芋が豊作だったのでよく作る。

●和風ポテトサラダ

 
 
        7月に入って、S家の畑からは連日、茄子やきゅうりがたくさん採れるようになった。
茄子を使っては
茄子の煮びたし をよく作るのだが、先日の朝日新聞に載っていた煮びたしは、煮る前に油で炒めるもの。この作り方で作ってみると、まるで肉でも食べているようなコクがあり、数倍おいしくなる。

●朝日新聞の茄子の炒め煮
 
 
        7月は雨や曇りのぐずついた天気の日が多かった。スッキリ晴れた日は5日ほどだった。
しっかり、たっぷり降った今年の梅雨だった。