冬の寒さも今がピークなのだろう。 体が冷えて、体温調節がおかしくなり、微熱を出して、今にも風邪をひきそうになり、葛根湯を飲んでしのぐ‥、ということを数回繰り返している。 「喉にはれんこんがいい」とよく聞くが、確かに食べると喉が気持ちがよくなる。(煮汁は捨てずに飲むと美味である) ●れんこんの梅煮
ストーブで豆を煮るのに夢中である。 左は「鞍掛豆」。緑地に黒のツートンカラーの大豆。馬に鞍を掛けたように見えるからこの名前がついているそうだ。口に含むとほんのり海苔の風味がするので「のり豆」とも呼ばれている。 一晩、水につけておいた豆(私はこれに重曹をひとつまみ入れる)をストーブにのせる。沸騰するとアクが出てくる。出てくるアクの姿が綿菓子のようにこんもりとしているのがおもしろい。アクをこまめにすくいながら、柔らかくなるまで煮ることにワクワクする。
柔らかくなったら、好みの味を付けて、30分ほど煮る。砂糖や醤油‥いろいろと試したが、塩のみで味付けが私は好きだ。 ●和風ポテトサラダ
寒さに負けっぱなし。 熱は出るし、眠くて仕方ない。何ごともはかどらない。 近所の商店にて菜の花を見つける。気分だけでも春を‥と買ってみる。口の中に広がるうっすらとした苦みが気持ちよい。 ●菜の花の梅とろろかけ