14/avril/2000
〜秋・ファンタ普及への道編〜
 
 
★地元でイベントに出るぞ
 
大きなイベントに出ただけで浮かれているわけにはいきません。
何のために本を作ったのか?それは、ファンタを世に広めるため!
東京や大阪でファンタ仲間(ファンター?フォーチュナー?)と交流を深めるのも楽しいですが、
ファンタファンが少ないような地方のイベントに出て、ゲームを宣伝しなければダメです。
そこで、8月上旬から、秋の仙台イベントに出る計画を立てて準備をしていました。
自分の本を売るのが目的ではないので(どうせ売れないに決まってますし…)
お世話になった方々を中心に声をかけて、ファンタ本をお預かりすることにしました。
たくさん種類があった方が、「ファンタって盛んなんだー」という印象を与えるでしょ?
アイキャッチ用&委託の実利を兼ねて、アンジェ本もお預かりして、地方のイベントに臨みました。
 
正直に告白しますが、私、このころまで、イベントの申込み方ってわからなかったんです。
みんな、どこで先の予定を知ったり申し込んだりしてるんだろう?と思ってました。
だから費用とかも全然わからなくて。
イベントに行ってみて、いらんなチラシをもらって初めてわかりました。
私を同人のベテランのように思い込んでいる某さんに、ぜひこのページを読んでもらいたい(苦笑)
 
 
★初めてサークル参加
 
9月26日コミック・シティ in 仙台。
これが、外人部隊としての、実質デビューのイベントになりました。
今までは、人様のスペースに居候していたわけですから。
一人では心細かった私は、東北のファンタ仲間Kさんにお手伝いをお願いしました。
仙台というのは、大きい町だし、二人の住まいの中間地点だし、初イベントにはいいかと思いました。
 
そしてのっけから私は失敗。渋滞にはまり、サークル入場に間に合わず、遅刻。
Kさんがお店を開いてくださっていたからよかったようなものの…
ありがとうございます。その節はお世話になりました。
 
とても小さいイベントでしたが、なかなか楽しかったです。
お友達のPさんにいただいたファンタポスターを貼り、
ファンタのパッケージを飾り、Kさんお手製のキャラ人形を飾り…
ファンタを知ってる人なんていないかなー、と思いましたが、
「やった」と言ってくれたり「やりたいけど売ってないんですよね」とか言ってくれたりする方がちらほら。
パッケージの絵柄のせいか、男の子で興味を持ってくれる方が多かったです。
 
裏話ですが、外人部隊のコピー本「ノーチェがライバル」はこのイベントが初売りということになってます。
この時作ったのはプロトタイプ。Kさんに表紙とか見てもらって、直しを入れました。
実質、初売りはこの一週間後の女性向恋愛SLGオンリー「あむあむ。」でした。
 
 
★ファンタ普及チラシ
 
こうして初のサークル参加を終えた私。
この時、ファンタを知らない人が多いわけだから、自分のサークルの宣伝用チラシじゃなくて、
簡単なものでもいいから、ゲームそのものの宣伝用チラシを作らなきゃなあ、と思っていました。
でも、結局時間がなくて作れませんでした。
 
そうしたら、なんと、救いの主が現れたのです!
HさんとSさん(イニシャルにする意味ないような気もしますが)から、
ちゃんとしたファンタ普及チラシを作ろう、という計画に誘われました。
ストーリーやキャラ紹介はもちろん、いろんな人にイラストを頼んでキャラ絵も載せちゃおうという豪華企画。
ある夜のチャットで、あっという間に役割分担が決まり、キャラ紹介文と、イラスト依頼をすることになりました。
 
こうして出来上がったのが、ピンクの紙の「ファンタ普及チラシ」です。
イラストは誰が何を描いたか、書いてありますが、文章は無署名です。
誰の紹介を誰が書いたか、当ててみてください。ヒントは、ラブラブなキャラのことは書かない!
 
冬コミの準備に追われる11月の終わり、私のところに届いた大量の普及チラシと、移植希望署名用紙。
そうそう、オンラインではもう署名が始まっていましたが、この時署名用紙も印刷したのです。
これを配らなきゃ! 配るためにイベント出なきゃ! そして署名を集めなきゃ!
本を売るのは二の次、という倒錯したイベント参加が、今後も続いていくことになるのです。
 
 
これって半年くらい前の話ですねー展開が遅い…
ちなみに、この時印刷した分は、いろんな方の協力ですべて配り終えました。今あるのは再版分。
けっこうがんばったね☆
 
 
第6回「外人部隊・冬の陣編」に続く
 
 
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