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『 博多にっき 』
― ファンキーやけん、博多たい!! ―


博多慕情

平成12年 冬 <第二章 〜変わる風景と変わらない私の舌心〜>


ちょっと見ないうちに、街の様子は変わっていく。
天神の地下からの通路がのびてたり、西通りには新しいブティックが出来てたり。
そういえば、ゲームセンターがドラッグストアに変わってたりもした。
そういう変化をリアルタイムで感じられないことにちょっと淋しさを感じたりして。
そんなときに大好きな店に行って、変わらない味をかみしめると、
そりゃぁもう幸せな気分になれるのだ。「変わってない。美味しい!」と
心と胃袋は雄叫びを上げる。ここの支店が大阪に出来ないかなぁ、でも
味が違ってたら許せないし。。。などと、一人で思い巡らせながらフォークを噛みしめる
のが嬉しかったりする。

そんな風景から無くなってほしくないもの・・・やっぱり屋台。
たくさん並んでる屋台は美しいとさえ思う。夜にずらりと並ぶ赤ちょうちん。
賑やかな場所だから、夜は色々なネオンがきらめいていて、
その中にちょっと燻ったような色の赤ちょうちんはなんとも言えない。
ラーメンが美味しいかどうかは不明だけど(笑)、それでも大阪にいると
しょうゆ味のラーメンには手は出ない。やっぱり豚骨!
豚骨でもやっぱり味が違う。そして、麺が決定的に違う。白っぽい真っ直ぐな細麺が
私にとってのラーメン。大阪でラーメンを口にする度に「違うなぁ」と評論めいた気持ちが
脳裏に浮かんでは消える。きっと私の脳味噌の味覚コーナーのラーメン部門には
博多ラーメンの味がインプットされ、しみ込んで抜けないんだろうな。と言いつつ、
最近の私は博多の屋台で牛タンのステーキを食べ、餃子を食べてお腹いっぱい。
仕方ないからラーメンはパスというのが続いている。
いつでも食べられるという身近な存在ゆえについ牛タンから攻めてしまうのだ。
もっとラーメンを愛さんといかんなぁ。



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