PICTURESQUE INDIA Vol.1 KANNIYAKUMARI 岬の沖合いに浮かぶRock Memorialから臨むカニヤークマリ 岬全景。
横長の絵(実サイズは幅120cm)なので、右にスクロールして下さい。
空が高い。打ち寄せる波の音。潮の香りが前身に浸みわたってゆく。
風。快い水平の刺激。ここにはいつも「風」がある。
天頂に君臨する熱球が突き降ろす垂直の刺激を和らげて、やさしく僕を包み込んでくれる風がある。
海。懐かしい水平の安らぎ。目前に横たわるエメラルド・グリーンの処女。
僕は、両手を思いきり広げて彼女を抱きしめようとしたが、見事にふられてしまった。
目前視界、240度。地球の丸味を感じるほど、壮大な広がりをもつ。
ついにやって来た。ここは、インド亜大陸最南端、カニヤークマリ(CAPE COMORIN)。