花粉症の原因になるものはなんですか？ やはりスギ花粉。しかし他にも大敵は… 春の花粉症の原因で代表的なものはやはりスギ、ヒノキの花粉です。 ２月下旬から３月はスギ花粉。 ４月から５月にかけてがヒノキの花粉の飛散時期となります。 春から夏にかけてはイネ科の雑草（カモガヤなど）があげられます。夏から秋にかけてはキク科の雑草（ブタクサ、ヨモギなど）が代表的なものですね。 花粉症がないのは冬だけです。 スギとヒノキは樹の形も似ていますが、花粉の形もとてもよく似ています。 そのためスギの花粉症をもっている方の６割以上がヒノキの花粉にもアレルギー反応を示すといわれています。 西日本はスギよりもヒノキの植林面積の方が多くヒノキの花粉症も結構多いようです。 スギ花粉症は戦前にはあまり見られなかった病気です。 スギやヒノキは花芽をつけ花粉を放出し始めるのは植えてから30年後ぐらいと言われています。 戦後に大量植林したスギやヒノキが花粉を飛ばし始めた時期と、花粉症が増えはじめた1980年ごろと合致しています。 また、洋食中心の食生活、ストレス社会、大気汚染などが花粉症を増やす要因になっています。 今や国民の2割が花粉症と言われ、まさに花粉症は現代病の代表なのです。 >>花粉症予防と対策トップへ戻る