記念すべき第一回目は、これぞ極めつけの一曲、Bob Marley&The Wailersの「Redemption Song」だ。
　ギター一本の弾き語りで「UPRISING」というアルバムのラストに入っている。
　低音弦の単音で始まるイントロもかっこいいし、歌のバックのコードストロークも、シンプルながら独特　のグルーブを持っていて、素晴らしい。
　たぶん、歌とギターは同時に録られたものだとおもう。
　　コード進行の基本部分を簡単に書くと
　　　| G | Em | C C/B | C/A | X3
　　　| G | Em | C C/B | D(2拍)|
　　　| D | G | C D | G |
　　　| C D | Em | C D | G |
　のようになっていて、最初のG、Emに続く、低音部がC,B,Aと下がっていくCのコードがポイントだと思う
　もちろんC/Aの部分はAm7と表すこともできる。
　ギターのサウンドはどちらかといえば、チープな感じで、技術的にも凝ったことはやっていない。かなり　ラフな感じなんだけど、曲とリズムと歌が良ければ、テクニカルなものはぜんぜん関係ないっていう見本　のようなナンバーだ。

　（追補：先日友人宅でビデオを見せてもらったんですが、アコギはオベーションを使っていました。何種　類か使っていたので、多分BOBはオベーションが好きなんだと思います。）