第二回

Led Zeppelin
      「Gallows Pole」




1, Bob Marley &The Wailers

2, Led Zeppelin

3, Red Hot Chili Peppers

4,T.Rex


 今回はLedZeppelinの「Gallows Pole」を紹介する。 なにしろ、僕にとってロックなアコギの第一人者はジミーページなのだ。
 この「Gallows Pole」が収録されている3枚目 のアルバムは、前2作のブルース ハードロックなサウンド とはうって変わって、アコギを前面にフューチャーした トラディショナルフォーク風の曲が大半を占める。  ただし、やっぱりLedZeppelinなので いわゆるフォークロックバンドとは一線を画していて、かなりエキセントリックなサウンドである。
  ジミーページはアコギではかなり変則チューニングを使うので、実際はそれほど高度なテクを使っていなくても、複雑で難しそうなサウンドに聴こえる。
  ただ、今回取り上げる曲はスタンダードチューニングでOKだ。長い曲なのでイントロのさわりのところだけ紹介しよう。

 基本コードはローコードの普通 のA7で、2弦の2フレットと4弦の2フレットを押さえるスタイル。最初に5弦解放を弾いた後に、リズムに合わせて2〜5弦をかき鳴らしながら、2弦の2フレットをおさえている薬指を、プリングオン&オフで開放の音を混ぜる。
  2小節目はAm7で2弦が1フレット4弦が2フレット、小節の最後にその形のまま2弦3フレット4弦4フレットまでスライドさせればよい。
  途中からロバートプラントのヴォーカルに加えてマンドリン、ベース、ドラムが入ってきて、原曲のトラッドフォークとは別 物の、LedZeppelinサウンドのフォークロックが出来上がる 。

  このアルバムには他にも「Friends」「Tangerine」「That's the way」などかっこいいアコギナンバーががたくさんある。ちなみにチューニングはFriendsが6→1弦ECGCAC,That's the wayはDGDGBDのいわゆるオープンGチューニングを全体に半音下げたものである。 

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