プリンスエドワード島の花と小動物              
       P.E.I に咲く花と出会った小さな生き物をご紹介します。


ブリーディングハーツ

日本名はケマンソウ。開く前はピンクのハートが
ならんでいるようにみえます。
ケシ科のかわいい花。銀の森屋敷の庭で。


キンポウゲ

バターカップと呼んだほうがアンっぽいかな。
黄色のかわいらしい花は一面に咲くのも素敵
ですが、ひっそり咲いていても絵になります。
これは恋人の小道の小川の脇で。

 エフデギク
すっと伸びた茎のうえに咲くタンポポに似た花。
 花によってオレンジの濃淡があるのがまたきれい
 です。  キャベンディッシュの道端で。


 グランドアイビー (シソ科)

クローバーの間に見え隠れする小さな紫の花は
あちこちに咲いていますが、かがんでみないと
気づかない大きさで、つい踏んでしまいそうです。
キャベンディッシュで泊まったB&Bの庭で。
日本名はイブキジャコウソウです。


 黄ツメクサ

これも小さな地面に低く咲く花。
そんなにたくさん咲いているわけではないので
気づかないことが多いかもしれませんね。
モンゴメリーのお墓のある墓地で。          

 


 
藤の花に似た草むらに咲くマメ科の花。
あちこちの草原にたくさん咲いている様は島の景色をより一層美しく
彩っています。


 クサフジ 


  
フウロソウ (フウロソウ科)

日本ではやや高山に咲く花。
薄紫の薄い花びらが可憐です。恋人の小道で。



シロハギ

初夏の花,夏の花、秋の花がいちどに咲いている
7月中旬のPEIはそんな感じです。
キャベンディッシュはナショナルパークなので
様々な花が自然に咲く草原がたくさん残してあります。

  


ナツユキソウ

草むらにひっそりと咲くハコベをひとまわり大きくしたくらいの花。冬の初めに
降った雪が草むらに積もったように見えることから来た名前でしょうか。


   

名前がまだ調べられていません。ゴメンナサイ。
いかにも山野草といった風情の清楚な花。


ファイアーウィード 

ヤナギラン。月見草と同じアカバナ科。
草原を炎のように彩るところからついた名前だそうですが、炎というイメージよりも
やわらかな印象です。キャベンディッシュビーチに続く草原で。

   


 ルピナス   (マメ科)

 島の花を代表する,と言っていいかもしれません。ピンク、白紫と順番に
咲きあと一週間早くくれば、全種類が咲いている様子が見られたのに、と、
タクシードライバー。いつが見ごろかは毎年変わるから、何度もおいで、と
言われました。

日本では北海道に咲いていますね。
これが道端に普通に咲いているということ自体が、信じられないのですけれど。



  
ジキタリスの花壇

 グリーンゲイブルズの前庭は美しい花壇で
彩られています。色鮮やかなジキタリスの花壇は、
白い壁と緑の屋根をとてもひきたたせていました。


 オトギリソウ (オトギリソウ科)

キャベンディッシュはどこも花であふれています。
湿地も草原も森もあるので、様々な高山系の花たちにほんの短い時間
散歩するだけで出会うことができます。
この一角にはオトギリソウが群落を作っていましたが他の場所では出会いませんでした。      



 
クラッカーベリー (ミズキ科)日本名 ゴゼンタチバナ

 
もうほとんどの花が実になってしまっていました。
この花を見たいと、旅行前から思っていたのでお化けの森でたった
一輪だけ見つけたときには、私を待っていてくれた気がして、とても
感激してしまいました。白い花びらに見えるのはガクで
中に小さな花が4つあります。それが赤い実になります。


 オダマキ (キンポウゲ科)
 グリーンゲイブルズの庭に咲いていた、妖精が住むといわれるオダマキ。
好きな花のひとつですが、ここ以外では出会えませんでした。      


 
ワイルドローズ (バラ科) 日本名 高嶺バラ

 島では森の入り口や、道の脇にさりげなく
咲いていますが、日本では高山系の花。
 もともと一重のバラが好きなので、やわらか
な色と楚々とした雰囲気のこの花にヒトメボレです。

カナダにはたくさんのリスがいました。
本土には黒っぽいものが多かったのと比べて、PEIではアメリカアカリスを
みかけました。
すばしこくてカメラがなかなか追いつきませんでした。
写真を撮ることができなかったのですが、アカリスベビーの兄弟が木の幹を
ぐるぐる回って追いかけっこをしている様子はかわいくて楽しくてしばらく足を
止めてみてしまいました。 キャベンディッシュの森で。

    
 
アカリスのベビー


シマリス

森の中でキョキョキョと身体に似合わないとても大きな声で鳴き交わしています。
ほっぺをふくらませて鳴いているところをこっそり撮影。
すぐにすばやく逃げてしまいました。
          


これはいったい何?

答えはビーバーの後姿です。足元をのそのそ歩いていた
時に、ちょうどフィルム交換の時で、撮り損なってとても残念。
キャベンディッシュの入り江に流れ込む小さな小川を泳いでいってしまいました。
     

P.E.I の野鳥     赤毛のアンの世界

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