
Sri Kanniyakumari Amman Temple境内の回廊部分(中央)。屋上に突き出た寺院旗掲揚塔(左)。柱を支える獅子の彫刻(右)。
ここから写真撮影は御法度だ。絵の左側に閉ざされた東門(正門)がある。天井に突き抜けているのは寺院旗を掲げるための掲揚塔。中央はココヤシなどを割る台座。右手に本尊を祀る奥殿への入口が見える。参拝者は北門から入って、この回廊部分を時計回りに巡ってお参りする。
屋上に上がるとこんな感じの風景でしょう、きっと。
聖なる所を時計回りに廻るのは、インドの他の宗教もみな同じである。たしか日本の神社などではインドと反対に反時計回りに廻るはず。インドと日本は、まるで鏡のこちら側とむこう側に映る世界のようだ。柱を支える獅子の彫刻は、神社の入口に坐っている獅子に似ている。