□BORG100ED-F4PH/EM10による広画角撮影システム(2005.5.28)

BORG100ED−F4PHは、手持ちの長焦点シュミットカセグレン鏡ではカバーできないより広画角の撮影を行うために入手しました。また、これらを架台するための赤道義が必要ですが、このためにはタカハシEM10を選択しました。100EDとEM10は共にオークションで入手したものです。特に後者はシリアルから推定するに8年前の製造であるにも関わらず状態はとてもよく、さらにNS企画のDOG天体導入システムを含む形での出品だったので、お買い得だったと思います。

Fig.1 BORG100ED-F4PH主鏡/50ED−F10ガイド鏡、TakEM10赤道義によるガイド撮影システム

    カメラはEOS20D

 

ガイド鏡として用いた50EDはSWIIセットとして購入したものですが、方位を微調するための機構として、セット付属のミニ赤道義と鏡筒バンドをそのまま流用しました。EM10の最大架台重量は7kgに対し、カメラを含めた重量は8.8kgでちょっとばかり重量オーバーか。。

主鏡の100EDはf=400mmですが、これにに対して50EDはf=500mmに3倍のエクステンダとPL9mmレチクルアイピースを組み合わせて使用しているので、十分なガイド性能が得られるはずです。

 

Fig.2 システム詳細 

EM10赤道義(左上)、ヘリコイド合焦システムとカメラ(右上)、DOG(左下)、ガイドマウント(右下)

 

これらのシステムは比較的軽量なので持ち運びにも便利です(10"LX200システムとの比較ですが。。)。100ED-F4PHの明るい短焦点鏡は、F6.4EDアポクロマート対物レンズと縮小光学系との組み合わせにより実現されているのですが、縮小光学系を取り外して2×エクステンダに入れ替えるとF13の長焦点撮影系になるので、撮影対象がさらに広がります。

 

 

[BORG100EDと50EDによるガイド撮影]

[ガイド撮影システムの軽量化]

[オートガイドへの道]

 

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