□オートガイドシステムのまとめ(2005.8.15)

BORG100ED-F4PHをメインにしたガイド撮影システムを以下にまとめます。

Fig.1 望遠鏡システム

 主鏡筒:BORG100ED-F4PH+タカハシφ115鏡筒バンド+協栄アリ溝金具

 カメラ:CanonEOS20D 

 ガイド鏡:miniBORG60、オートガイダ:Meade DSI、ガイドマウント:BORG片持ちフォーク式赤道儀【3101】

 ファインダー:Vixen 6x30 FOV 7°+CUSTUM60L用ファインダー脚

 

 

Fig.2 マウントシステム

 赤道儀:タカハシEM10B+FC-M三脚

 コントローラ:NS企画DOG-NS-4EM10+リレーボックス(シリアルコマンド⇒パラレル変換用自作マイコン組込済)+PC

 バッテリー:12V22Ahrシールドバッテリー

 

Fig.3 主鏡筒の合焦システム(全てBORG)

 中判ヘリコイド【8167】 ⇒ 35ミリカメラADII【8035】 ⇒ M57回転装置【7351】 ⇒ 2インチホルダーS【7508】

 ⇒ カメラマウントホルダーM【7000】 ⇒ カメラマウントキヤノンEOS用【5005】 

 

カメラ回転は中判ヘリコイド【8167】と 35ミリカメラADII【8035】の接続部が受け持つため、回転装置【7351】は本来不要ですが、M48ネジをもつLUMICON社の光害カットフィルタを挿入するために使用しています。回転装置【7351】とフィルタを入れない場合は、

 

中判ヘリコイド【8167】 ⇒ ペンタックス6×7カメラマウント【8567】 ⇒ 6×7マルチアダプター【8267】 

⇒ 2インチホルダーS【7508】 ⇒ カメラマウントホルダーM【7000】 ⇒ カメラマウントキヤノンEOS用【5005】 

 

のようになります。カメラからの視野は暗いため、アイピースを接続して視野確認を行いたい場合もあります。そのようなときには、以下のように接続しています。

 

中判ヘリコイド【8167】 ⇒ 35ミリカメラADII【8035】  ⇒ 2インチホルダーS【7508】

⇒ 50.8→31.7AD【7397】 ⇒ 31.7→M36.4AD【7316】 ⇒ 接眼ヘリコイドS【4317】

 

 

Fig.4 ガイド鏡の合焦システム(断りなき場合BORG)

 miniBORG60鏡筒【6160】 ⇒ M57ヘリコイドDX【7758】 ⇒ SD‐1X(A)【74101】 + メタル延長筒【4604】

 

ガイド性能を上げるためにDSIの直前にコンパクト・エクステンダー・メタル【4603】を挿入しても上記構成で合焦可能です。アイピースで視野確認するときは、DSI付属の同焦点リングを取り付けたアイピースを差し替えるだけですぐに確認できるので便利です。

 

天頂プリズムを用いる場合は、メタル延長筒【4604】を外してminiBORG鏡筒のしゅう動部を一番短縮することで、アイピースでのみギリギリ合焦可能です。この構成では手持ちのMeadPL9レチクルアイピースを用いたマニュアルガイドは可能ですが、使用するアイピースによっては合焦できないかもしれません。DSIはヘリコイドを外さないとピントが来ません。

 

 

[BORG100ED-F4PHによる広画角撮影システム]

[BORG100EDと50EDによるガイド撮影]

[ガイド撮影システムの軽量化]

 

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