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The Age of Living Stereo
~ Jack Pfeiffer and Living Stereo ~

故Jack Pfeiffer氏(1920~1996)は、RCA(現在はBMG)で活躍した録音技師であり、プロデューサーであった。彼は、 Artur Rubinstein, Vladimir Horowitz, Jascha Heifetz, Van Cliburn, Leontyne Price そして Arturo Toscaniniといった人たちのオリジナル・レコーディングを担当した人物である。亡くなる直前まで、これらの音楽遺産のCD化にあたっての監修を行っていた。故Jack Pfeiffer氏が残した貴重な証言を収録した資料を紹介する。

BMGLivingStereo.jpg 最近、Jack Pfeifferの追悼記念として、1996年にBMGから「THE AGE OF LIVING STEREO - A TRIBUTE TO JOHN PFEIFFER」のタイトルでCD(09026-68524-2)が出ているのを発見した。この証言は、CDの英文解説に記載されている。また、証言に出てくるすべての音源が収録されている。別にBMGの宣伝をするわけではないが、このようなCDを発売してくれると本当にありがたい。

以下は、私のつたない翻訳である。読みにくい点は、どうぞご容赦を。

The Age of Living Stereo(日本語版)
1950年代中期から1960年代初期のRCAは、ストコフスキー、フリッツ・ライナー、シャルル・ミュンシュといった名指揮者を擁し、数々の名演奏をステレオ録音している。それらの録音は、当時「Living Stereo」の文字とともに素晴らしいデザインのジャケットに包まれて発売された。「The Age of Living Stereo」は、その当時のRCA Victorの録音技師であった、故Jack Pfeiffer氏が語った、ステレオ録音の起源と、革新的な Living Stereoセッションに参画したアーティストについての彼の回想である。

(注)音源は、一部をmp3形式で収録

The Audio interview to Jack Pfeiffer(日本語版)
1992年の終わり頃に行われた「Audio Magazine誌」のインタビュー記事の全文。トスカニーニのステレオ録音も実は存在していることなど、興味深い内容が含まれる。

ホロヴィッツとハイフェッツについての逸話

Jack Pfeiffer録音リスト