レコードの文化史
The History of Record and Recording



揺籃期のレコード業界
1877年のエジソンのフォノグラフの発明から、電気録音が開始される1925年頃までのレコード産業と技術の歴史。

レコードの誕生と発展
レコードには、エジソン以来100年にわたる技術の蓄積があり、多くの技術者、音楽家が関わってきた。その音楽的遺産は膨大な物がある。そのようなレコードについて、多少とも歴史を振り返り、発展の過程を知っておくのもレコード愛好家の義務のように思い、ここに短文ながらメモを記した次第である。

ステレオレコード登場
ステレオ・レコードが発売された1958年前後の状況について、当時の「無線と実験」誌の記事を追ってみた。ここでは、1958~59年の記事の中からステレオレコード発売に関するものを関連情報とともに紹介する。

His Master's Voice
有名な犬の話。名前をニッパーという。

for HI-FI fans
1950年代に、シャルル・ミンシュがボストン交響楽団とベルリオーズの交響曲、管弦楽曲をRCAに多く録音しているが、その中から、初期の名録音といわれた「Romio and Juliet」を紹介する。for HI-FI fansというのは、RCAがこのレコードに付けたキャッチ・フレーズである。